不眠症・うつ症状


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自律神経の働きを理解した上で、下の説明を読みますと、一層理解が深まります。まずは、こちらも合わせてご覧ください。


不眠症

「不眠症」などの睡眠障害は、自律神経の「交感神経」が異常に興奮している状態で、身体を休ませることが出来ないのです。(自律神経の働きについては、こちらをご覧下さい)

%e3%82%b9%e3%83%88%e3%83%ac%e3%82%b9%e9%81%8e%e5%a4%9a交感神経が興奮している状態の絵です。

常に戦いに備えている状態なので、どこかしら筋肉が興奮し、脳が覚醒しています。

これでは、眠れませんよね?


●「交感神経」が興奮するときは、どんな時でしょうか?
(1)ストレスが大きい時(精神的・肉体的・スマホなど)
(2)楽しみが大きい時、ハイテンション状態

大きく分けて、2つのパターンで「交感神経」が興奮します。

不眠に「焦り」は禁物

kiai「精神的なストレス」「肉体的なストレス」「寒暖差など気候のストレス」「食べ物のストレス(カフェインなど)」。また、最近の不眠で多いのが、「スマートフォンのブルーライトのストレス」。
原因は異なりますが、交感神経が優位になるという点では、変わりません。

特に、不眠症で悩まれている方は、眠れないことへの「焦り」「不安」「イライラ」などを抱えている方が多いのです。


「眠れない・・・」

「焦り」「不安」「イライラ」

さらに交感神経が高ぶる

 「ますます頭がさえる・・・」

「ますます眠れない・・・」

「焦り」「不安」「イライラ」

まさに、負のスパイラルですね。
これでは、いつまで経っても眠れませんね。

ストレスがキャパオーバーすると???

%e3%82%84%e3%82%8b%e6%b0%97%e3%82%bc%e3%83%ad身体や頭を使いすぎて、起きていられないほど疲れて果てて眠くなってくる・・・こんな経験、誰もが一度はあると思います。

身体や頭が疲れすぎると眠くなるというのは、ある意味「燃えつき」ですね。

ストレスがキャパオーバーしてしまうと、今度は身体をリラックスさせる副交感神経が優位になります。


戦う気力がなくなってしまった分、鋭気を養うために、脳が身体を動かなくさせるわけですね。

しかし、不眠で悩まれている方の場合、たとえ眠れたとしても、「起きられない」というような方も多いのです。

つまり、交感神経(興奮)と副交感神経(沈静)の切り替えがうまくいっていないのです。

%e8%87%aa%e5%be%8b%e7%a5%9e%e7%b5%8c%e6%ad%a3%e5%b8%b8自律神経のバランスが取れている状態を作るために、当院で行っている施術をご紹介します。


不眠症に対する施術イメージ

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不眠の方は、出来れば夕方以降に施術を受けるのが、理想的です。

基本的に交感神経が優位になっている方がほとんどですので、それを強引に副交感神経側に戻す必要があります。

まずは、眠りやすくなる状態を作る必要があります。


%e3%82%af%e3%83%a9%e3%83%8b%e3%82%a2%e3%83%ab%ef%bc%91不眠傾向にある方は、自律神経のスイッチの切り替えが、極端な傾向にありますので、人によっては、急激な眠気やだるさに襲われます

(※数回施術を受けると、そういった眠気も起こらなくなってきます。自律神経のバランスが変わってきているからです。)


施術直後はだるくて、良く眠れたという方は多いのですが、施術を受けなくても、自然と眠れるようになるには、それなりに時間が掛かります。1回の施術だけでは、不眠が改善することはないでしょう。(数か月単位でとらえて下さい)

%e4%b8%8d%e7%9c%a0%e6%a4%9c%e6%9f%bbこれは不眠に関する脳の松果体の検査をしています。

体内時計を司るホルモンである「メラトニン」が、うまく分泌されていないという方も居ります。

松果体は光を感知しています。目から入ってきた光を感じるのではなく、脳が直接光を感じているのですね。


%e4%b8%8d%e7%9c%a0%e6%9d%be%e6%9e%9c%e4%bd%93松果体に対して、耳から刺激を加えています。

施術だけでなく、皆さんにも生活を見直していただく必要がありますね。特に、スマホを枕元に置かないようにしましょう。

スマートフォンは、不眠には大敵です。


※ たまに、「施術を味わいたい!寝るのがもったいない!」と、眼を開いたまま施術を受けられる方がいらっしゃいますが、こういう方は、施術を受けることに興奮している状態ですので、望むような効果が得られません。お気持ちは理解できますが、リラックスしましょうね。

このページの下方に、「自律神経を鍛えるには?」という項目を載せましたので、是非お読み下さい。

自律神経は、自分の意志とは無関係の所で働く神経です。すぐに改善するということは、基本的にありえません。
改善には少し時間が要しますので、本人の忍耐強さも試されます。

うつ状態・うつ症状

sutoresushiseiうつ症状が見られる方々の姿勢は、猫背で首が亀のようになっている方が多いと思います。うつのことを調べているのであれば、うつと関連があるとされる脳内物質「セロトニン」はご存知だと思います。

この「セロトニン」が不足すると、うつ症状を呈するようになると言われていますが、それはあくまでも結果に過ぎません。
多くの場合、何かしらのストレス要因(肉体的・精神的)があります。


ただし、大切なので、もう一度言いますが、セロトニン不足はただの結果であって、原因ではないのです。しかし、重力に対して姿勢を維持させるのには、間違いなく「セロトニン」働きがあります。
うつ症状を訴える方に、背筋がピンとした人がいないのは、セロトニン不足も一因だと思われます。

セロトニン不足は、結果でしかありません

セロトニンが不足しているから、うつ状態になっているのであれば、セロトニンが増えるような薬を処方されれば、確実に良くならなければなりません。
しかし、実際は薬によって効果があったり、なかったりと、人によって効果がまちまちです。

ほとんどの方の場合、「なにかきっかけとなる出来事」などがあったのではと思います。
(※ ただし、きっかけが思い浮かばないような場合は、脳の問題による「うつ」の可能性があります。薬物療法などを受けた方が良いと思います。)

「過労、学校や職場の人間関係、結婚、離婚、転職、転勤、昇進、失恋、病気、死別、将来への不安、失敗」など・・・

「肉体的なストレス」であれば、身体を休んだりすれば改善もするかも知れませんが、上に挙げたような「精神的なストレス」は少し改善には時間を要することが多いです。

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例えば、職場に嫌いな上司がいるという場合は、職場が変わらない限り、環境が変わることはありません。
「精神的なストレス」には、必ずと言っていいほど、【他者】が関わってきます。


自分の周りの環境を変えることは難しいでしょう。そうであれば、自分が変わるしかありません

ただし、何も考えることが出来ないほど、気持ちが打ちひしがれて、無力感が強い時は、決して無理はしないで下さいね。

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しかし、ここまで読んで下さったあなたであれば、きっと改善への道は開かれることでしょう。

でも、「焦り」は禁物です。焦れば焦るほど、交感神経は興奮し、緊張の抜けない生き辛い身体になってしまいます。

あなたは一人ではありません。我々と一緒に改善の道を歩いていきましょう。


セロトニンの働きを知りましょう

脳内物質「セロトニン」のお話

 「セロトニン」は、精神を安定させるために必要な神経伝達物質です。
脳には、他にも大切な神経伝達物質があります。「ノルアドレナリン」「ドーパミン」です。

「ノルアドレナリン」: 神経を興奮させる↑↑
「ドーパミン」: 快感↑↑

それに対し、「セロトニン」は、「ノルアドレナリン」と「ドーパミン」が暴走するのを防ぐような働きをしています。

だとすれば、うつの方には、セロトニンを増えなくすれば、逆に気分が良くなりそうな気がしますよね?
うつ症状の場合、実際には、セロトニンだけでなく、ノルアドレナリンやドーパミンも相対的に不足しているのではと考えられます。

「セロトニン」と姿勢の関係

うつ症状がある方は、背中が丸いなど、姿勢にも精神状態が出ていると思います。

実は、「セロトニン」には、重力に対して抵抗する筋肉に直接作用しているのです。
ですから、「セロトニン」が不足すれば、姿勢が悪くなるのです。ですから、正しい姿勢を作って行くことも大切なのです。

「セロトニン」と不眠の関係

脳の松果体から分泌される「メラトニン」は、体内時計と関係があるホルモンですが、この「メラトニン」は「セロトニン」から作られます。
つまり、セロトニンが不足すれば、体内時計が崩れ、夜中に目が覚めてしまったりと、生活のリズムにも大きな支障を生じるようになります。

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当院では、脳内ホルモンがうまく分泌できるようにするために、「クラニオ・セイクラル・セラピー(頭蓋仙骨療法)」などで、脳内の環境を整える施術を行います。


「セロトニン」を増やす食べ物

「セロトニン」は、必須アミノ酸の一つである「トリプトファン」から作られますが、この「トリプトファン」は、体内で合成されることはなく、食べ物から摂取しなければなりません。
ですから、過度にダイエットしているような人は、「トリプトファン」の摂取量も少なくなるので、「セロトニン」も不足し、うつ症状や月経困難症を起こす方が多いのです。

乳製品・肉・魚・豆(ナッツ)・卵などに多く含まれます。
例)バナナ、豆乳、牛乳、ヨーグルト、プロセスチーズ、アーモンド、赤身魚、肉、たらこ、納豆など・・・

※ ただし、「ビタミンB6」「ナイアシン」「マグネシウム」も、セロトニンの合成には必要になります。

自分で自律神経を鍛えるには?

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左は、「呼吸」についてのレッスンをしています。
自律神経を自分でコントロールする唯一の方法、それは「呼吸」だけなのです。

寝ている時にも、息をしていられるのは、自律神経が呼吸をコントロールしているからなのですが、呼吸だけは、自分で息を止めることも可能ですね。
つまり、呼吸を意識的に変えてあげることが、自律神経を自らコントロールするのに有効になるのです。


呼吸と自律神経の関係(「過呼吸」や「ため息」を例に)

呼吸を自律神経の働きで説明すると、このようになります。

交感神経(息を吸う) と 副交感神経(息を吐く)

例えば、女性に多いのですが、「過呼吸」というのがあります。
強いストレスで、肩で息をしているような方は、ストレスと常に闘っているような交感神経過敏状態と言えます。

ですから、過呼吸で倒れるような方は、吸う・吸う・吸う・吸う・・・と、息を吸い過ぎてしまい、息が吐けない状態になっています。
こういう方には、ビニール袋を頭にかぶせて、酸素を吸えないようにするような対処がなされます。

つまり、ストレスを抱えた方は、「息がうまく吐けていない」のです。

tameiki「ため息」をついていませんか?「ため息」というのは、身体の中にたまっている悪いものを吐き出そうとする生理的な作用と言えます。人に悩みを話したりするだけでも、気持ちが楽になったりしますよね?

胸につかえたモヤモヤしたものを、うまく身体の外に出せるようになるように、施術やアドバイスを通じて、サポートしていきます。



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