フェルデンクライスの楽しさとは?レッスンを続けて見えてきた「変化」と「学び」

Mariko
Mariko

スタッフの田﨑です。

普段の施術の中で、フェルデンクライスメソッドのレッスンを使う事が多いのですが、これが実に楽しいのです。

フェルデンクライスのATMとFI

フェルデンクライスには、自らが動いて行うATM(Awareness Through Movement)と、術者に施されるFI(Functional Integration)があります。

私はどちらも使いますが、なるべく毎回、短いATMを入れる様に心がけています。

それは、自分で動いて気づく事が、とても大切だと考えているからです。

限られた時間の中で、どんな変化を生み出せるか

ATMにしても、FIにしても、受ける前と後では何かしらの変化が起こる事が多いのですが、特に変化を感じられない時もあります。

お客さんにしてみたら、皆さんそれぞれ何かしらの目的を持って当院に来られているわけで、来る前と帰る時で「何も変わらない」のでは、損した気分になるかもしれません。

せっかく貴重な時間とお金を使って足を運んでくださるのですから、ちょっと大袈裟ですが、こちらも出来る限りの力を尽くしているつもりです。

限られた時間の中で、私に何が出来るのか。
今回の施術は双方にとって納得のいくものだったか。
反省点は何か。
次回はどう進めるか。

みたいなことを、毎回考えているわけでして…。

話をもとに戻します(笑)

お客さんが感じる、さまざまな「変化」

お客さんは、ある種の「変化」を求めています。(良い意味での)

分かりやすい例だと、

  • 「痛みが取れた」
  • 「コリがほぐれた」
  • 「呼吸がしやすくなった」
  • 「動きが楽になった」

などです。

他にも「バランスが良くなった」「目が良く見える様になった」「身体がポカポカする」「痒みが取れた」などと、実に様々な変化を感じられるわけです。

ですから、およそ1時間から2時間位の間で、無事に何かしらの良い「変化」が起こり、お客さんに「来て良かった」と思って頂ける事が、私の喜びでもあります。

「楽になりました」
「助かりました」
「施術が気持ち良かった」
「ありがとう」

などと言って頂けると、心からこの仕事をやっていて良かった!と思えます。

もちろん、言葉に出されなくても「変化」は見たり触れたりして感じられることも多いので、その都度ホッとしたり、達成感を感じたりしています。

フェルデンクライスの面白さは「その先」にある

世の中には色々な施術があって、それぞれに良い変化をもたらしてくれるものだと思いますが、ここでフェルデンクライスが面白いなぁと感じる点をひとつ。

他の施術同様に、短時間の間に「良い変化」が起こりやすいですが、何も起こらなかったり、逆に稀にですが痛みが出るなど、「良くない変化」が起こることもあります。

ただし、長いスパン(数年〜10数年)に渡って、そのお客さんを見た時に、ほぼ全員の方が大きく変化されている事に、ある種の感動さえ覚えます。

身体だけではない、長い時間の中での変化

歩き方、立ち方、姿勢、体型、呼吸の仕方、身体の動かし方、話し方、考え方に至るまで、実に様々な変化を遂げられ、もはや「成長」であると確信しています。

これは年齢に関係なく、どなたにも起こり得ることです。

これが、フェルデンクライスが単なる「施術のテクニック」ではなく、「学習」であると言われる所以だと実感しています。

もちろん、長い間にはどなたも多くの経験をされていますから、当院に来た事だけが要因とは言いません。

それでも、少なくともその方の人生にとって、何かしらの良い影響を与えられたならば、こんなに嬉しいことはありません。

「楽しんで」と「サプライズ」の意味

私がこのメソッドを学びに通っていた時、いつも受付で「楽しんで♪」と言ってくれた先輩や、「フェルデンクライスはサプライズを伴うもの」と繰り返し教えてくれた先生方の言葉が、ようやく理解出来てきた気がします。

単純にATMは楽しいです(受ける側もレッスンする側も)し、FIも受ける側はとてもリラックス出来て、FIを受けること自体気持ちが良いですし、術者にとっても、とても楽しいセッションです。

短期的に良い変化が起これば、尚更です。

長い時間をかけて変わっていく姿を見る楽しさ

一方で、長いスパンでのレッスンでの変化を感じられる事は、単純な楽しさではなく、感動や驚きを伴うもので、不朽の名作映画を鑑賞している楽しさに匹敵するほどです。

歳を重ねると時間の経過が早く感じられ、ついこの前フェルデンクライスを学びに行った気がして、いつまでも「まだ卒業したてのルーキーです」と甘えたい気持ちもありますが(笑)

これから出会う人たちに、フェルデンクライスレッスンの楽しさを伝えていけますよう、関わった方々の可能性を花開かせる事が出来ますように。

学びは続くよどこまでも…