生理痛や内臓から来る腰痛


生理痛・内臓から来る腰痛

骨盤内に入っている生殖器や内臓は、骨盤の歪みとも密接に関係しております。
何より大切なことは、痛みを鑑別できることです。

仙腸関節の可動性亢進(骨盤の動きすぎ・開きすぎ)による腰痛

【こんなことはありませんか?(一つでも当てはまれば、可能性あり)】
☑ 落ちついて座っていられない(足を組んだりする癖)
☑ おしりのほっぺ(股関節の大転子あたり)をしばしば叩く
☑ 仙腸関節の所が痛かったり、グリグリしたものを感じる
☑ 生理になると腰が痛い
☑ 過去に足首をねんざした、くじいた
☑ ギックリ腰を何度もやっている
☑ 水泳をしていた
☑ 長時間の車や自転車の運転をすることが多い

 女性に多いのは、「生理」と「出産」が骨盤に関係しているから

pelvis1女性に特に多いのが、骨盤の動きすぎによる腰痛です。
なぜ、女性に多いのかというと、これは出産と深く関係します。

赤い矢印()の内側の仙骨と腸骨の境目の部分・・・ここが「仙腸関節」と言います。この仙腸関節が動きすぎることで、腰痛や臀部痛に繋がります。

女性の場合、生理の5日前出産時には、女性ホルモンの関係で、この関節を固定している靭帯(仙腸靭帯)が緩んでしまい、骨盤が不安定になります。


そうなると、今度は骨盤周囲の筋肉が、靭帯の代わりに骨盤を過度に動かないように緊張してきます。

これが、骨盤の動きすぎによる腰痛や臀部痛です。

一般的には、身体は柔らかい方が良いように思われがちですが、動きすぎることで逆に悪くなってしまうということもあるのです。

過去に足首をくじいたりして、ねんざした方は、骨盤も開きやすいのです

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全身の骨格の図です。
一番下の所が、足首の部分(足関節)になります。ちょうど、くるぶしですね。実際は、脛骨と腓骨という2つの骨で形成されています。

この足首(人によっては膝も)が不安定になっていることで、骨盤が過度に動いてしまい、腰痛になっている方が居ります。

そういう方は、骨盤だけ施術しても治りませんので、足首を安定させる施術をする必要があります。

他の施術院でなかなか良くならない場合、足首の施術をしていないからかも知れませんね。


【治療法】
骨盤や足首を固定させる施術を行います。
※骨盤の状態が極めて悪い場合は、骨盤ベルトも必要になることもあります。骨盤ベルトの締め方の指導や貸し出しも行っております。

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骨盤の動きすぎによる腰痛の場合、ひたすら骨盤周りの筋肉を緩めたとしても、またぶり返してしまいます。

骨盤が安定した状態になれば、骨盤周囲の筋肉が緊張することもなくなってきますので、まずは、骨盤の関節を安定させましょう。上は、関節の動きを抑える為の施術を行っています。


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骨盤ブロックを使って、骨盤の歪みを矯正しています。施術は極めてソフトです。


> 詳しくはこちら

骨盤ベルト(仙腸関節ベルト)の巻き方・付け方

1. 仙腸関節にベルトをあてます

belt2仙腸関節の位置は、だいたい腰骨のレベルにあります。

横から見た場合、骨盤ベルトはこのような角度で着けます。
これをイメージしましょう。


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まず、この関節がある辺りのでん部に、ベルトの中央をあてます。

肌にじかに着けますと、かぶれたりしますので、下着などの上から着用しましょう。


2. 内側のベルトを腰骨に巻きます(とても大切なコツがあります)

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そして、内側のベルトから巻いていくのですが、ここで一つコツがあります。

それは、まずベルトを横に引っ張って伸ばしてから、骨盤を横から締めつけるように、大きな弧を描くように腰骨に巻いていきます。

これをやらないと、固定がうまくできないばかりか、逆に骨盤がぐらぐらになることもあるのです。


belt9こちらは、間違った巻き方です。
何も考えずに巻いた場合、腰骨を介して、仙腸関節を開いてしまう牽引力が掛かってしまい、逆に悪化させてしまうこともあるのです。(実際にそういう患者さんが多いです)


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上の間違った巻き方をもう少し詳しく説明します。

オレンジの矢印(→)のように、「腰骨をしばる」ような固定をしてしまうと、本来固定するべき仙腸関節が、赤い矢印(→)の方向に開いてしまうのです。
だから、巻き方にはコツがあるのです!


3. 外側のベルトも同じように巻きます

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外側のベルトも先程と同様に、ベルトを引き伸ばしてから、横から大きく骨盤を締め付けるように、ベルトを巻いていきます。


4. 腰骨に引っ掛けたベルトを少し下げます

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最後に、腰骨に引っ掛けたベルトを、腰骨から少し下にずらします。
これで固定完了です。

※ただし、この巻き方で少し違和感がある場合は、ベルトの位置を少し上げ下げしながら、快適な位置を見つけてみて下さい。


  気をつけていただきたいこと

◎寝る時は、必ずベルトを外しましょう!(翌朝、足がむくんだり、痺れが出ることがあります)
◎脚(特に太ももの外側から膝まで)に痺れが出た場合は、臨機応変に外すようにして下さい!(外側大腿皮神経のしびれが起こることがあります)
◎脚のだるさやむくみを感じる場合、臨機応変に外しましょう。
◎頭痛が起こることがあります。頭痛が治まらない場合、骨盤を固定したことが影響している可能性がありますので、その場合も臨機応変に外すようにしましょう。
◎動いていると必ずベルトはずれてきますので、臨機応変に着け直す様にしましょう。

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こちらからご購入頂けます。(Amazonでは、取り扱っておりません)

内臓疾患(内臓機能低下)よる腰痛

【こんなことはありませんか?】
☑ 姿勢に関わらず、どんな時でも慢性的に腰痛を感じている
☑ 安静していても背中に近い腰が痛い
☑ お酒を飲み過ぎた
☑ 暴飲暴食をした
☑ トイレが近い・逆に遠い
☑ 薬をよく飲む
☑ 甘いもの・塩辛いものが大好きである

大きな病気が隠れている場合があります。

普通の腰痛(ギックリ腰などを除く)であれば、姿勢によっては楽になることもあるのですが、内臓疾患などから来る腰痛の場合、体勢に関係なく慢性的な腰痛が続くことが多いです。

内臓性の腰痛の場合、筋肉や骨格を施術したとしても、症状が和らぐことは有っても、根本的に治るわけではありません。

単なる内臓の機能低下くらいであれば、当院の施術でも充分対応できると思います。(多くの方は、内臓の機能低下程度です)

しかしながら、痛みが激しかったり、強くなってくる場合は、重い病気が隠れている場合があります。内臓の重大な疾患が疑われる場合は、専門機関(内科)への受診を勧めますので、よろしくお願いします。

腰に影響を与える内臓疾患

泌尿器系疾患 腎結石・腎盂炎
尿道結石
泌尿器系のがん
膀胱炎
前立腺の疾患
※「結石」や「がん」は、かなり激しい腰痛を伴うことがあります。
消化器系疾患 肝炎
胆石・胆のう・胆管炎
胃潰瘍
消化器の癌
十二指腸潰傷
●お酒や薬をよく飲む人: 肝臓に影響します。
●脂っこいものを好む人: 胆のうに影響します。
循環器系疾患 腹部大動脈解離
閉塞性動脈硬化症
●閉塞性動脈硬化症: 足にしびれや冷感を伴うことがあります。最悪は、脚が壊死しますので、指先だけが妙に冷たい、指先の色だけがおかしいなどの異変がありましたら、病院へ行きましょう。
婦人科系疾患 子宮筋腫・子宮内膜症・子宮がん
卵巣嚢腫・卵巣がん
月経困難症

いずれの場合も、腰痛の改善は見込めますが、内臓疾患が改善しない限りは、根本改善とはなりませんので、その点を御了承下さい。


からだケアルーム クオリア カイロ整体院