ひこ当院の施術は、フェルデンクライスメソッドを中心に行っております。フェルデンクライスメソッドは、イスラエルの天才物理学者モーシェ・フェルデンクライス博士により開発された身体訓練メソッドです。様々な動きやアプローチにより、脳の学習システムに働きかけ、心と身体の機能を統合してゆきます。
フェルデンクライスメソッドには大きく分けて2つあり、FIレッスンと呼ばれる整体スタイルと、ATMレッスンと呼ばれる体操スタイルがあります。
従来の筋トレや、ストレッチ、治療を目的とした施術とはかなり異なりますが、結果として柔軟性が増す、しなやかに繊細に、楽に動けるようになる、痛みが劇的に改善する、こどもの発達障害、脳のリハビリなど、様々な効果が期待できる、今注目の脳の学習法です。
2つのレッスン ~FIとATM~

FIレッスン(整体)
セラピストによる繊細かつソフトなタッチで、脳や神経系にアプローチをし、あなたが本来持っている可能性を引き出していきます。

ATMレッスン(体操)
身体の「気づき」(神経を研ぎ澄ますこと)を通じて、身体だけでなく、心までしなやかに優雅に変えていきます。
こんな方におすすめします

身体の不調を整えたい
首・肩こり・腰痛・眼精疲労など

心の不調を整える
うつ傾向・睡眠障害・自律神経系など

ケガの予防・リハビリ
怪我の予防、回復期、術後のリハビリに

こどもの発達障害に
スペシャルニーズのケアに(メールでご相談下さい)

能力開発に
ダンサーやアスリート、アーティストのパフォーマンス向上に

認知症の予防、改善に
認知機能の向上に(メールでご相談下さい)
フェルデンクライスFIレッスン

脳の学習法を利用した画期的な整体
FIレッスンは、整体スタイルで行われます。赤ちゃんが学んでゆく過程にヒントを得た、脳の学習システムを利用した施術です。施術者の手によるコミュニケーションにより、質の良い動き、発見をもたらすメソッドです。

一般的な整体は、以前の良い状態に「戻す」のに対し、フェルデンクライスでは、新たな自分の可能性を「学習」します。神経系に新たな刺激を促すことで、新しい自分の動きを獲得していきます。以前の自分とは違う自分に出会うかも知れません。

発達支援のレッスン(※要相談)
ADHD(多動)、自閉症、ダウン症など、発達がのんびりなお子さんの成長に、フェルデンクライスを。
発達がのんびりなお子さんは、動きが特徴的なことが多く見られます。
自分の身体の部位や位置、大きさなどを感じていないことが多く、自分の身体の真ん中がわからない、空間における自分の位置、膝があるのに膝を感じていない、力の加減が分からないなど、様々な問題を抱えていたりします。
遊びを取りまぜながら、成長を促がすレッスンを行います。(レッスンはマンツーマンで行われます)
フェルデンクライスATMレッスン
自分自身の身体の感覚に耳を傾け、自分の中に眠っている、未知なる新たな可能性を見つけていきます。とにかく感じることが大切です。
- Step1まずは、自分の身体を感じましょう
エクササイズを始める前に、現在の自分の身体がどうなっているのか?
それをじっくりと感じて頂きます。体操を行う前と後で、どのような変化があるのか?
「自分の身体に対する気づき」を通じて、自分の心や身体の改善を求めていきます。写真は仰向けですが、立った状態で身体を感じたり、歩いてみて身体を感じたり、様々な姿位で行います。
ヨガで行う瞑想にも似ています。身体の力を抜いて、自分の身体の感覚に、向き合いましょう。
- Step2ゆっくりソフトに楽に動きましょう
声掛けに従って、身体を動かしていきます。(基本的には、手を貸すことはありません)
おそらく「今までこんな動きはしたことがない」という、変わった動きばかり行うと思います。ゆっくりと、心地よい動きで。決して頑張らないで動きましょう。
疲れたら自分のペースでお休みしても大丈夫。眠くなったら、そのまま寝てしまっても構いません。
- Step3最後に、再び自分の身体を感じましょう
エクササイズの最後は、再びボディスキャンを行います。
エクササイズ前の自分と、何が変わっているのでしょう?その後、立ち上がって歩きます。今まで行ってきたエクササイズを脳が処理する為です。これを統合と言います。
そして、レッスンが終了となります。

声のガイドは同じでも、人によって、その言葉の解釈が異なりますので、皆さん動きが違います。でも、それで良いのです。誰かを真似する必要はありません。自分で心地よい動きを見つけていくのです。

身体に対する新たな「発見」を脳が感じると、脳はワクワクして活性化し始めます。すると、脳の神経回路が一気に増加します。今まで使われなかった身体の部位に対して、新たな神経経路を作り、動きのオプションが増えるのです。

「フェルデンクライスATMレッスン」で身体が劇的に軽くなる理由は、新たな自分の可能性を発見できるからなのです。
ATMレッスン レポート

是非、ご覧下さい。
ATMレッスンを受ける方へ
レッスンは予約制です。1レッスン60分枠(45分~60分程度のレッスン)です。
パーソナルATMレッスン | 6,600円 | 認知症初期の方やお子様(小学生まで)は、同伴者様の付き添いで、パーソナルレッスンをお選び下さい。(同伴者様も一緒にレッスンする場合は、団体レッスン扱いになります) |
ビジターペアATMレッスン | ビジター3,300円 |
グループレッスンを希望される方は、直接ご相談下さい。2名でお願いします。 |
整体でもカイロでもない『フェルデンクライス』とは?

このページをご覧になった方のほとんどが、フェルデンクライスメソッドをご存じないのでは?と思います。

フェルデンクライスメソッドは、イスラエルの物理学者、モーシェ・フェルデンクライス博士が開発した身体訓練メソッドです。まだ、日本ではあまり馴染みのないメソッドですが、世界三大ボディーワークの一つとされ、欧米では割とポピュラーなメソッドです。

フェルデンクライスメソッドには、大きく分けて2種類あり、先生の手を介して行うFIレッスン(Functional Integration:機能統合法)と、自分で身体を動かすATMレッスン(Awareness Through Movement:動きを通じた気づき)があります。

整体やカイロプラクティックにも、ヨガにも似てるように思われる方もいるかと思います。フェルデンクライスメソッドが、他のメソッドと何が違うのかをわかりやすく説明いたします。
整体・カイロと『フェルデンクライス』は何が違うの?
▼
▼

整体やカイロプラクティックは、障害箇所を取り除く、以前の元気だった自分に戻る『治療』と言えます。
活性化させる
▼
『学習』
▼
▼

フェルデンクライスメソッドは、障害箇所をあえて取り除いたりはせず、それ以外の今まで使ってこなかった身体の機能を呼び覚ますことを目指します。つまり自分の身体の『学習』なのです。

以前の自分に戻るのではなく、新しい自分を作るのが、フェルデンクライスメソッドなのです。結果、痛みを感じなくなったりするのです。

フェルデンクライスメソッドが、発達障がいのお子さんにも大きな効果が見られるのは、レッスンが『学習』であり、それが成長に繋がるからなのです。

学習や成長を実感できたとき、その心や身体の変化に、大きな驚きを感じることでしょう。

当院では、皆さんの状態に合わせて、カイロプラクティックやリンパドレナージュ、頭蓋仙骨療法なども併せて行っています。
つまり、わかりやすく説明すると・・・
治療+学習

他では見られない特殊な施術内容だと思いますが、是非、当院の施術をお試し下さい。
パターン化された動きが不調の原因

当院では、パターン化された動き(動きの『クセ』)が、不調の原因と考えています。
私たちは大人になるにつれ、良くも悪くも無意識に同じパターンの動きを繰り返すようになります。
身体を洗う時も、ペットボトルを開ける時も、何も考えなくても出来ますよね?
それが、パターン化された動き、つまり『クセ』です。


動きのパターン化は、生活をする上で役立つのですが、同じ動きばかりしていれば、次第に筋肉は固くなり、動きまで固くなってしまいます。
では、動きに『他の選択肢(やり方)』があればどうでしょう?
身体の使える範囲が広がって、結果的に身体がリラックスできるようになります。
また、身体が柔らかく使えるようになると、頭も柔らかくなり、より楽に生きられるようになります。


フェルデンクライスメソッドは、パターン化された動きに、動きのバリエーションを増やします。動きのパーツが増えるので、身体がより楽に動かせるようになります。だから、不調が楽になるのですね。
ウェーバー・フェヒナーの法則に基づいたメソッド
身体からのSOSに気づきましたか?
フェルデンクライスでは、「ウェーバー・フェヒナーの法則」という物理学の法則を活用しています。
例えば、太陽の日差しの下では、電燈が灯っていても気づきません。しかし、夜になれば灯りに気づきます。周囲の刺激が小さくなれば、感じることが出来ます。
身体を痛めるまでには、大小様々なSOSサインが表れていたはずです。しかし、それを見逃したり、無理をしたりすると、身体が悲鳴を上げます。ですから、身体への感覚(気づき)を取り戻すことが、改善への第一歩です。
「運動神経(動き)」と「感覚神経(気づき)」はシーソーの関係
少し難しい話をしますね。手や足などに届いている末梢神経には、脳から全身の筋肉へと指令を送る「運動神経」(動き)と、腕や脚などの全身から脳に情報を送る「感覚神経」(気づき)があります。

脳からの「動きの指令」が増えれば、脳への「感じる情報」は減ります。

脳への「感じる情報」が増えれば、脳からの「動きの指令」は減ります。

感じるためには、動きはソフトに、ゆっくりにしましょう。素早く動いてしまうと、普段の動きのクセが出てきて、身体の力が抜けなくなってしまいます。

ただ、感覚神経が過敏になりすぎると、今度は身体に力が入らないなど、うつ病などで見られるような状態になることもあります。要はバランスが大切です。
創始者モーシェ・フェルデンクライス

モーシェ・フェルデンクライス(1904-1984)
Moshe Feldenkrais
1904年旧ロシア領ポーランドに生まれ、その後、イスラエル人となり、イスラエルで開拓者として国づくりに携わりました。
その後、フランスに留学し、パリ・ソルボンヌ大学で工学・物理学の博士号を取得し、物理学博士として、ノーベル物理学者ジュリオ・キュリーの共同研究者に抜擢されました。

フェルデンクライス博士は、武道にも精通しており、柔道で有名な嘉納治五郎にも出会い、ヨーロッパ人としては、初の黒帯を取得した人の一人でもあり、自身の著書でヨーロッパに柔道を広めたことでも知られています。フランス柔道連盟の会長を務めたりしました。
しかし、博士はサッカーをしている際に、膝に大けがを負ってしまいます。
医者からはもう歩けないと宣告されていたのですが、自分の身体を実験台にし、物理学や大脳・神経生理学や言語学などの様々な知識を融合させて、独自のメソッドを開発し、しまいにはその膝の大けがを克服してしまいました。
歩けるようになった後も、博士は身体の探求を深め、数多くのレッスンを考案していきました。

その評判を聞いた人々が、次第に博士の教えを乞うようになり、フェルデンクライスメソッドとして、世界に広まり始めました。写真のイスラエルの初代と三代の首相を務めた、ダヴィド・ベン=グリオン(David Ben-Gurion)もその一人です。イスラエル建国の父として、今も英雄として空港や大学の名前にもなっています。
そのダヴィド首相(初代時)が1952年の時に、日本とイスラエルは国交を樹立しています。
このメソッドを学んでいると、日本との関係性などに気づかされることが多くあります。
柔道がなければ、このメソッドもなかったかも知れませんし、この首相が居なければ、イスラエルとの国交も樹立してなかったかも知れません。
さらには、我々スタッフもこのメソッドを学ぶ機会すらなかったかも知れません。
本当に不思議な縁ですね。