フェルデンクライス・プラクティショナー、メディカルカイロプラクターの
古淵かえる整体院のかえる院長です。
※この記事は、アメブロに書いた記事を、転載したものです。
フェルデンクライス、フェルデンクライスって、やたら推してますけど、一体なんぞや???
今日は、なんでこんなにフェルデンクライスが国内ではマイナーなのかのお話です。
うちにいらしてるお客様も、ほとんどの人がフェルデンクライスを知らないで来た方ばかり。整体院だから来てくれてるんですよね。
『世界3大ボディーワーク』と言われているのにも関わらず、あまり知られていないのが現実・・・
- ロルフィング(筋膜へのボディワーク)
- アレキサンダー・テクニーク(脊柱へのボディワーク)
- フェルデンクライスメソッド(新たな神経回路を増やす)
どのボディーワークも『気づき』が重要な要素だと思います。
ちなみに、国内でのフェルデンクライス事情というと・・・
正直、結果をすぐに求めたがる日本人の性格的に、学ぶのがめんどくさすぎる(ちなみに、授業中にノートをとることは推奨されないので、レッスン内容をかなり忘れる)のと、修了までに4年掛かるので、それだけでハードルが高いんですよ。(ちなみにかえる院長は、コロナ禍で先生が3年間来日できずで、正式なディプロマを頂くまでに、7年も掛かりました)
トレーニングコースは年に3回開催されるんですが、土日、平日問わず、毎回のセグメントが2週間以上開催されるので、自営業のような、ある程度時間に融通が利く人じゃないと、資格を取るのがなかなか難しいわけですよ。
しかも、4年で260万程度掛かるわけですから、それなりに覚悟がいりますよね。。。
まぁ、自分も参加は迷いましたよね。。。
年40日は余分にお店を閉めなきゃならないわけで・・・(2か月分の収入が・・・)
あぁ・・・なんとか持ちこたえた。。。
そんな事情もあり、施術やボディワークを生業にしている方々の参加自体がほんとに少ない。。。
意外なんですが、主婦の方の参加が割と多いのです。(主婦の方は、介護とか、生涯学習とか、目的は様々ですが、メソッドを生業にはしない人がほとんどです)
ダンススクールを経営している方とか、理学療法士さん、鍼灸師さん、介護士さんだったり、わたしのような整体師が、フェルデンクライスメソッドを提供していることが多いですが、その数も数えるほどです。
そんなこんなであまり広がらないわけなんですね。
正直、これだけで食っていける人は、ほとんど居ないと思います。。。
致命的に知名度が低すぎる。。。(ダジャレになってしまった)
うまくやれているのって、わたしみたいな元々顧客を抱えている人や最初からスクール経営をされている方くらいじゃないかと思います。
当院の場合は、フェルデンクライスメソッドを核にしながら、足りない部分を他のメソッドで補うようなスタイルで提供しています。なので、純粋なフェルデンクライスメソッドというわけではありませんが・・・
元々、治療院ですから、自分の立ち位置で、いかにフェルデンクライスを活かしていこうかと、試行錯誤しながら、やっていければと思います。
次は、自分が初めてフェルデンクライスのレッスンを受けた日のことを、書こうかなと思います。