フェルデンクライス・プラクティショナー、メディカルカイロプラクター
古淵かえる整体院のかえる院長です♪
※この記事は、以前アメブロに掲載したものを、転載したものです。
先日、多摩丘陵のの一部にしか咲いていないと言われる、貴重な桜「タマノホシザクラ」を見に、町田市の小山内裏公園(おやまだいりこうえん)に行ってきました。
ガクの形が星の形になっていて、下向きに咲くのが特徴。2004年に新種の桜として発見されました。(正直、あまり違いはわかりません。。。)
タマノホシザクラ(「多摩の星桜」と漢字では書くのでしょうかね?)
確かに、ガクが星の形になってますね★
早咲きの桜とのことで、もうほとんど散っている状態ではありました。ソメイヨシノのような華やかな感じではなく、梅のように咲く桜ですね。
来年は、もう少しちゃんと咲いている状態を見に行きたいですね。
さて、今日は「手書きVSパソコン・スマホ」についてのお話。
スマホが生活に浸透してから、手を使って書くことが少なくなっているのは、何となく実感していることではないかと思います。
文字を書かなくなって、記憶力が低下した、文字の書き方を忘れたなど、脳の衰えを感じている方が多いのではないでしょうか?
もしかしたら、それは指の使い方が単純になりすぎた影響かも知れません。
本を読むときに、指で文字を追う意味
皆さんも上の写真のように、一度は本を読む際に、文字を追うのに指で文字をなぞったりしませんでしたか?
この指でなぞるというのは、読んでる位置がわかりやすくなるというだけでなく・・・
実は、指を動かす脳の領域と、記憶の領域「海馬」が近いので、その脳の領域を行ったり来たりすることで、記憶力を強化しているらしいのです。
確かに、指で文字を追った方が、記憶に残りやすい気がしますよね。
でも、指の動き自体は、これだけでは単調ですね。
タイピングでの指の使い方は、たったの8パターン?
今は、勉強などで、タブレットやスマホ、パソコンなどのデジタル機器を使って入力するようになりました。(手書き入力もありますけどね)
パソコンでのタイピングでの指の動きは、8通りしかないそうです。
あまり脳への刺激は少ないことがわかりますね。かえる院長の経験的にも、パソコンで入力したことは、あまり記憶に定着していません。(入力した後に、何度も見返すための忘備録となっています。入力しながら記憶とはなっていませんね。)
スマホやタブレットの場合は、入力に使う指は、ほとんど親指や人差し指に限られますし、フリック、スワイプやタッチくらいなもので、中指・薬指・小指は端末の固定に使われますので、指の動きのパターンは少なくなります。
これもかえる院長の経験では、スマホでの会話って、ほとんど覚えていなかったりしますね。。。LINEとか。。。そんなこと言ったっけ?っていうことが多いですね。。。(自分だけかも知れませんが・・・)
手書きの指の使い方は、10000パターン
手書きの場合は、指に使い方が実に10000通り以上あるんだそうです。
スマホやパソコンに比べ、脳への情報量(刺激)が圧倒的に多いのです。
先程も書きましたが、手を動かす脳の領域と、記憶を司る脳の領域が近いので、書くことで記憶に定着しやすいのです。(基本的に、記憶っていうのは、身体の動きとリンクさせた方が定着しやすい)
さらに!!
ノートの構成を考えて、清書しようとするだけで、さらに脳はフル回転!!
というわけで、多少面倒でも、手書きをした方が、後々のためになるということですよ♪
絵を描くときはどうなってるの?
習字や日本画は、こんな感じで書いたり、描いたりしますよね。
太い筆を使う場合は、筆先から離したところで筆を握るので、筆先を精緻にコントロールするために、細かな手や指の動作が必要になるわけです。
これは結構な脳への刺激になりますね。
ちなみに、西洋絵画などは絵の具が垂れないので、基本的に立ったキャンバスに絵を描きますね。日本画とは、筆の置き方も違います。腕を上げなければならないので、肩関節の動きも多くなりますね。
そういえば・・・日本画を描く方は、腰を痛めている方が多くて、西洋画を描く人は肩こりや五十肩が多いですね。。。(写真の姿勢を見てもわかりますよね?)
これだけ色々と書いておきながら、実は大したことを言っていないんですが・・・
要するに、手抜きをするな、手書きしろというお話でした。
とはいえ、自分もスマホメモしていますけどね。。。
では、この辺で♪