フェルデンクライス・プラクティショナー、メディカルカイロプラクター
古淵かえる整体院のかえる院長です♪
※この記事は、以前アメブロに掲載したものを、転載したものです。
ここ最近、全然ブログを更新していませんでしたね。。。(いや、ネタはあるんですよ?)
ただの三日坊主です♪
自分のペースでのんびりやろうと思います。
最近の院長は?というと・・・
マザー牧場や東京ドイツ村にネモフィラやリビングストンデージーなどを見に行ったり・・・
あしかがフラワーパークに藤を見に行ったり・・・
昭和記念公園にチューリップを見に行ったり・・・
ちょうどお店がお休みの月曜が天気に恵まれ、お花大好きおぢさんと化しておりました♪
毎週のように車で遠出をしたら、さすがに疲れましたねぇ・・・
で、ゴールデンウィークが始まり、今度はフェルデンクライスアカデミーの7期生のトレーニングコースや、アドバンストレーニングコースに聴講生として参加しておりました。
最上段に院長とスタッフの田﨑。院長の手前が教育ディレクターのエラット・アルマゴール博士。
どんなくだらない質問でも、打ち出の小づちのように、答えを返してくれる、先生のその知識の深さには毎回感動してしまいます。
お話の展開そのものが、フェルデンクライスのレッスン的な広がり方なんですよね。
自分は考えていることや感じていることなどを、声に出して表現することが、正直あまり得意ではないので、話術にたけている人って、尊敬しちゃいますねぇ。。。
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さて、今回参加したアドバンストレーニングで、自閉症の男の子のレッスンの動画を見ました。
(スタッフの田﨑によるまとめ)
↑のVTRについてですが、エラット博士が参加した会議で、
自閉症児へのアプローチなどについて、 様々な専門家が集まって催されたものだそうです。 この中でエラットが使用し、説明したVTRです。
自閉症者はコミュニケーションに困難を抱えている、
と一般的に認識されているが、半分は関わる相手に責任がある。 コミュニケーションとは双方の関わりである。とエラットは説明しています。
VTRの自閉症の男の子は普段はほとんど言葉を発しない。
イスラエル人だがヘブライ語は話さず、 英語とフランス語は少し知っている様子。 学校では一言も話さない。ーー過去に学校で暴力行為を受け、
それ以来「ヘブライ語」が消えてしまった。 その彼のレッスンをオハッド(術者)が行ってきて、
今回が7回目のレッスン。 オハッドが根気よく彼に働きかける。脚を開く、閉じる、
床にトントンする。脚と手を持って繋げて動かすなど。 30分程したところで、彼が入り口の方に移動したので、
オハッドは「帰りたいの?」と彼の前に行く。 すると彼は最初の方に行ったレッスン、脚を開く、閉じる、
をやり始める。 オハッドはすぐに彼の意図を汲んで応じる。
次第に彼はヘブライ語でオハッドに「開く」「閉じる」
と話しかけ、オハッドの脚を使って遊び始めた。 その場所(入り口のそば)は、
はじめにそのレッスンを行った場所で、彼はそれを覚えていた。
(まとめ終わり)
最後は、見事なコミュニケーションになっていますね。ほぇ~。。。。
先生がおっしゃってました。
自閉症のお子さんは、自分が「驚きを持って受け入れたもの」から学ぶと。(違ってたかも知れんがw)
自閉症の子にボールを投げても、ボールの存在がないようにスルーされたりなど、自閉症の子あるあるだと思うのですが、確かに強烈な驚きや楽しさを感じたものに対しては、何度もせがんできたりしますね。
うちのレッスンで特にこども達の反応が良いのが、
↑これ・・・
おぢさんは疲れます。。。
空を飛んだり、床でコロンゴロン転がしたり・・・
どさくさまぎれに、背骨や座骨などにアプローチしてます。(感覚過敏があったりしますと、普通には触れなかったりしますから、苦肉の策なんですが、ただ、めっちゃ喜んでくれますw)
写真の子は、言葉の遅れは見られますが、基本的なコミュニケーション力はあります。
コミュニケーションに難が見られる子でも、この洗濯カゴで空を飛んだりするのは、ほんと喜びますね。(まぁ、そればかりせがまれるようになるという、違う「リスク」もありますけどね。。。)
とまぁ、何が言いたいのかというと、先ほどの動画の子もそうなんですけど、自分が楽しかった、驚いた経験っていうのは、学びにつながっているんだなということですね。
せがんでくるということ自体が、コミュニケーションなわけですからね。
しかし、この動画のレッスンのように、もう少しスマートにコミュニケーションをしたいですね。さすがにいつもこんなに体力を使っていたのでは、からだが持たん・・・
というわけで、また。