フェルデンクライス ATMレッスン レポート
2018年11月に実施されたATMレッスンをレポートします。その2
顎と舌のレッスン
喋ったり、息をしたり、食べたり飲んだりに関わる動きを行いました。
動かしたのは首から上の顎や舌だけなのに、首から背骨の動きが楽になり、可動域も増えました。
呼吸も楽になり、しっかりと酸素が入る。
歩いた時に、重かった脚が、凄く楽になりました。
終わった後、小顔になった気がするとの事です。笑
神経系がリラックスすると、全身に効果が染み渡りますね。
指導している私達もわからないことが起こるから楽しいですね。
股関節の動きを良くするレッスン
初期の認知症の方のレッスン。
毎回、来るのが楽しみだそうです。笑
今回は最初のボディスキャンの可動域からして違います。
胸郭がうまく動けていました。
胸が開いてくると、自信に充ちたように見えますよね。
回を重ねる毎に、言葉数も多くなり、もはや認知症と言われても、どこが?というレベルです。
動きの度に、様々な変化に気づくようなので、このまま行けば本当に治ってしまいそうです。
あとは認知スピードが上がってくればですね。
今の所、かなり順調です。
横向けで頭と腕と足を様々に転がすレッスン
ココロビヨガさんとのコラボレーションイベントでのレッスンです。このレッスンの後に、ヨガレッスンを行いますので、ヨガの動きがしやすくなるようにレッスンを行いました。
今回は、踵から頭までを一本の棒で貫いたようにイメージさせてから、股関節、肩関節、頭とそれぞれ動きを分化させていくというレッスンを選びました。
普段は1~2名でのレッスンが多いので、どんな風に身体が変化してるのかなど、具体的な言葉でのフィードバックがあるのですが、今回は7名のレッスンでしたので、どういう感想を持たれたのかはわかりませんが、皆さん、身体の可動域が良くなっていました。
この後に行われたヨガも気持ち良さそうに動けたようです。
いもむしの動きのレッスン
彼女はかなり前からレッスンを受けられています。
フェルデンクライスを受けた後に、リンパを流していますが、フェルデンクライスをやった方が、リンパの効果が高まるので、両方受ける方が多いんですよ。
今回はイモムシの動きを行いました。
首から肩の凝りと痛み。脚のむくみと重い感じがありましたが、これら全て解消し、上半身と下半身が繋がって動いている感覚になりました。
脚が軽やかに歩ける様になりました。
この動きは、咀嚼にも繋がる動きで、子どもの運動発達においても、とても重要です。
両手を重ねて、背中と胸を反らすレッスン
度々登場の認知症ケアのための1週間に1回のレッスンです。
体幹をダイナミックに回旋させる動きと反る動きを行いました。
脚をうまく使うことで、脚の動力が頭まで伝わったでしょうか?
少しずつレッスンが複雑化しています。指導する側も言葉掛けが難しくなります。笑
少し短期記憶が難しく、同じ動きを反対側で行う際に、タイムラグがありますが、初回時より大幅に改善出来ています。
左側の女性ははるばる葛飾から月イチでレッスンを受けています。
右側の女性は今回初めてのレッスンです。
一つ上の認知症ケアのレッスンでも同じレッスンを行いましたが、少しバリエーションを増やして行いました。
途中、生徒さんが足を吊ってしまったのを、院長がケアをするハプニングはありましたが、初対面同士のレッスンは和気藹々としたものになりました。笑
レッスン後は、身体の可動域も大幅にアップして、その効果に驚かれていたのが印象的でした。
いつもいらしている女性は、ATMを始めてからは、自分で自分の身体の変化に対応出来るようになってきたようです。
すごく効果があり、価値のあるエクササイズだと思いますので、是非、お友達お誘い合わせの上、また受けて頂けたらなと思います。