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フェルデンクライスATMレッスン レポート 2019年11月前半

フェルデンクライス ATMレッスン レポート

2019年11月1日~15日までに実施されたATMレッスンをレポートします。

腕のアーチの下で、おでこと膝が出会うレッスン

先月の最後のレッスンで、膝とおでこが近づくレッスンを横向けで行いましたが、今回のレッスンは、ずっとうつ伏せで行いました。

うつ伏せで頭を上げたり下ろしたり。手を置く位置で、その上げやすさは変わりますか?
自分の体重はどこに移動しますか?

最初は手を使って頭を持ち上げていましたが、レッスンが進むにつれ、お腹のやわらかさを感じ、お腹を膨らませることで頭を上げることに気づくことが出来ました。

頭の基本的な動きのレッスン

あぐらをかき、片手で身体を支えて、もう一方の手を頭頂に乗せて、頭を動かして行きます。
上下、左右、円を描くように。その時、背骨や肩甲骨、肋骨はどんな風に動くでしょう。
坐骨にかかる圧の変化を感じてみてください。

支える側の手を肘に代えて、同様の動きをします。
どこが違うでしょう。

首肩周りの凝り、背中の張りが楽になりましたね。
この動きは椅子でも出来る部分が沢山あるので、オフィスでも活用してみてくださいね。

胡座をかいた姿勢で、頭に手を置いてゆっくりと横から仰向けに転がって行きます。来た道を通って戻ります。そして頭を上下に動かします。
背骨の動きに意識を向けてみましょう。

同じ姿勢で左右に頭を動かします。左右の坐骨に意識を向けます。

頭を真ん中に留めて、この動きをやってみます。反対に、頭を振り子の様に大きく動かします。
何が違うでしょう。

同様に頭を回して行きます。
片手を頭に置くと、動きに一定の制限がかかり、その分他の部分を使うことが必要になります。

普段使われていない部位の筋肉が自然と動き出しますね。

両腕で作った三角形を傾ける動きのレッスン

仰向けで片膝を立てて、両手の平を天井方向に上げて合わせて二等辺三角形を作ります。

足の裏で床をジワーっと押しながら、二等辺三角形を傾けて行きます。

次に、脚を組んで、二等辺三角形と共に傾けたり、バランスを保ったり、完全に横倒しになったりします。

横倒しの状態から、少しだけ二等辺三角形を持ち上げる。上の腕だけ天井方向に上げて、伸展したり、ねじったりします。

主に上半身を動かしてゆく動きですが、上半身はもとより、腰から下も楽になりますね。
歩いた時の足取りが軽くなりました。

膝の痛みに効くレッスン

四つ這いで、お尻を踵に近付けたり戻したりします。

四つ這いのまま、膝から下をワイパーの様に動かして行きます。
さらに脚を交差させて、同じ動きをします。

四つ這いの姿勢から、注意深く足と足の間にお尻を降ろして、両手で両足を掴みます。(左下の写真)
そして転がったり起き上がったりを繰り返します。(右下の写真)

初めは難しく感じるかもしれませんが、慣れるととても心地良く転がることが出来ますね。

胸や背中が柔らかくなり、動き全体が繋がって、しなやかになりました。
この動きは何故か膝の痛みにも効果があります。(個人差があります)

恐らく予防にもなると思いますので、活用してみてくださいね。

ハグして転がるレッスン

今回はスタッフの田崎が参加してのレッスン。これからはスタッフのメンテナンスのために、たまに飛び入り参加しますが、よろしくお願いします。

自分自身をハグしながら、様々なバリエーションで身体を転がす動きを行います。

うつ伏せで頭を転がしたり、骨盤を転がしたりもします。

このレッスンは寝返りの動きに通じる動きですね。

最後はお互い交差させた手を握っての転がる動き。お互いの呼吸を合わせないと、うまく転がれません。

一緒に動いた後の心や身体の変化はいかがでしょうか?

四つ這いの動きのレッスン

四つ這いになって、おしりを踵に近ずけたり戻ったりします。

顔を上げたまま、両手両足をピッタリくっつけたまま、つま先を立てて、と色々なバリエーションを行い、それぞれの違いを見てゆきます。

どこが柔らかく動いたら、もっと楽になれるのか、イメージしてみましょう。

筋肉のムダな緊張が取れて、楽に動ける様になりましたね。

ゆっくり動くこと、身体に意識を向けることが何をもたらすか?のレッスン

今回は少し趣向を変えて、とにかくゆっくり、とにかく注意を向けるというのをテーマに行いました。

最初は身体調整体操からスタート。いつもは少し早くなってしまう体操ですが、いつもの倍の時間を掛けて、ゆっくーり身体を動かしました。9分程度の体操を20分掛けました。

ゆっくり動いたあとは、動きがいつにも増してなめらかに変わりますね?何故でしょう?

そして、体操の後はシンプルな動きを何度も行うぷちATM。ただ、身体を捻るだけ、腕を伸ばすだけという二つのレッスンを行いました。

身体をねじるにしても、どこを軸にしてねじるかを変えただけで、背中だけでなく、目の大きさや表情まで変わります。

頭を軸にしたり、右眼を軸にしたり、座骨から肩までを軸にしたり、その軸回りを自分の身体を時計の針のように動いてもらいました。

腕を伸ばすだけのレッスンでは、ひたすら色んな部位に意識を向けながら、腕を伸ばしてもらいました。

レッスンのあとは、身体、特に背中がしなやかに変わり、可動範囲が大きく拡がりましたね。

普段の生活でもこういったアイデアを試してみてくださいね。