フェルデンクライス ATMレッスン レポート
2019年10月16日~31日までに実施されたATMレッスンをレポートします。
振り子のように転がるレッスン
横向きから、脚の動き、上半身の動きを出してゆきます。上半身と下半身を繋げて左右動きを出したら、仰向けになって両足を掴んで、左右に転がって行きます。
振り子のように心地よく転がってみましょう。
心地よく動きながら、身体のパーツ一つ一つに丁寧に意識を向けてみると、更に発見があるかもしれません。
レッスンの後はバランスが良くなり、凝り固まった首や肩も滑らかに動けるようになりました。
足で床に円を描くレッスン
座った姿勢で、後ろに両手をついて踵や足裏で床に円を描いて行きます。
その時、膝はどちら側に倒れるでしょう。どんなやり方があるか、色々試しながら円を描いて行きます。
片足、両足、向きや方向など様々なバリエーションがありますね。
うつ伏せになって、両膝を曲げ、足裏で円を描いたり両足をピッタリくっつけた状態から左右に傾けて行きます。
色んな動きをした後で、最初に行ったシンプルな動きに戻った時、その動きの質はどう変化したかを感じてみて下さい。
今回能動的に動かすのは足ですが、連動して動かされた胸郭が柔らかくなり、首、肩、呼吸がとても楽になりました。
横向けで身体をツイストするレッスン
今回はお店のゆったりしたBGMに合わせながら、身体調整体操からスタート。この体操に詰まった様々なエッセンスが、ATMレッスンの後にどう変化するでしょう?
横向けで腕を伸ばしたり、膝を後ろに滑らせて下ろしたり。横向けで片側だけ歩いているような動きです。このツイストの動きが歩くことを容易にしてくれるかもしれませんね。
レッスン後に実際に歩いてもらったり、歩く動作の体操の部分をやって頂きましたが、動きはなめらかに変わりました。
身体を適度に動いた後のATMは、神経のニューロンネットワークが繋がりやすくなりますね。
四つ這いから床に転がっては戻ってくるレッスン
仰向けで両腕を交互に長くします。この時、腕だけでやらずに全身を連動させて動きます。
次に、四つ這いになって、そこから横に転がってお尻や、頬を床についたり、戻ったりします。
動きに慣れてきたら、仰向けから四つ這いに。
四つ這いから仰向けに、交互に行ったり来たりします。
楽に心地よい範囲で動いてみて下さい。
全身が繋がり、初め重く感じた動きに滑らかさが出てきます。
今回、団体レッスンの方は、ATMの前に身体調整体操を行いました。ちなみに院長が参加してます。笑
軽く心拍数をあげる程度の全身運動は、ATMを更に有意義なものにしてくれます。
いつものレッスンと、身体調整体操を行ったあとでは何が違うのかも楽しんで感じて見てください。
腕のアーチの下で、おでこと膝が出会うレッスン
横向きで下の腕を枕にし、上の腕でアーチを作ります。
頭をアーチに近付けたり、戻したりします。片足だけ、両足、頭と同時に、アーチに近付けたり戻したりします。
肩甲骨や背骨、肋骨はどんな風に動いているか感じてみてください。
次に後頭部と足の裏が近づく様に身体を反らせてゆきます。
丸まったり、反ったりを心地よく繰り返します。
胸郭が柔らかくなることで、仰向けの姿勢自体も楽になりました。
彼女がフェルデンクライスを始めて1年以上過ぎましたが、初めの頃と比べて随分と身体の使い方が変化しました。
同時に、感受性が鋭くなり、身体の小さな変化にも気づける様になりましたね。これからもレッスンを楽しんで下さいね。