フェルデンクライス ATMレッスン レポート
2019年7月に実施されたATMレッスンをレポートします。
肩甲骨と肋骨を柔らかく使うレッスン
仰向けで膝を立てて、手をウエストの下に入れて、肘を上
片方ずつ、両側、頭も組み合わせてバリエーションを増や
初めのうち、ほとんど上がらなかった肘が楽に動く様にな
レッスン後は肩こりがなくなり、猫背が治りました!
呼吸もとても楽になります。
地味な動きですが、とても素晴らしいレッスンの1つです
仰向けで膝を立て、手をウエストの下に入れて、肘を上げる動きです。
ほんの小さくしか動けないかもしれませんが、沢山動かす必要はありません。
野心を持たずに、動ける範囲で心地よく動きましょう。
片側だけ、両側同時に、頭の動きも組み合わせてゆきます。
上げ下げしていた肘で床を叩きます。
胸郭を柔らかく使えるようになり、呼吸も楽になりますね。
彼女はここに来てレッスンをする事で、自分に意識を向ける事を楽しみにしているそうです。
これからもレッスンを楽しんで下さいね。
だるまさんが転んだのレッスン
だるまさんがころんだのレッスン。
足や膝が頭に近づくことで、どんなことが自分の身体に起こるのか、それを丁寧に感じながら、次第にだるまさんのようにゴロゴロ転がる動きに繋がっていきます。
転がったらなかなか起き上がれませんでしたが、タイミングといかに身体が丸まるか、頭がどのように軌道を描くのか、そんなことがイメージ出来ると、面白く動けるようになるでしょうね。
何にせよ、動きを楽しんで下さい♪
足指のケアのレッスン
まずは足指の構造を確認してゆきます。
いつも私たちを支えるために頑張ってくれている足の指に感謝と労いの気持を込めて、一本づつ丁寧にケアしてゆきます。
ケアの後に歩いてみて、その違いにびっくり!
足裏と、足指の感覚がクリアになって、床の上で生き生きと感じられます。
同時に、全身が整い、背骨の動きも滑らかになります。
片足のケアをしただけなのに不思議ですね。
自宅に帰ってから、もう片方の足の指もケアして下さいね。
腕を組むレッスン
何気なく腕を組む時に、私たちは無意識にやりやすい側を選択します。
腕を組む時に、どんな方法があるのか?イレギュラーな側はどうな風にやっているのか。色々と試してもらいます。
横向きで腕を組む前の段階のポジションになり、肘をスライドさせたり、骨盤や肩を動かしたり、頭を持ち上げたりしてゆきます。
この時、骨盤は動かさない様に気をつけます。
沢山のバリエーションを試すうち、背骨や肩甲骨周辺が柔らかく、協調して動き始めます。
特に彼女の仕事はキーパンチャーなので、首肩こりはつきものです。
この動きもぜひ生活の中に取り入れて、活用してみてくださいね。
横向けで膝を滑らすレッスン
今回初めての方にとっては、少し難しい動きだったかも知れませんが、プロセスを踏んでいく過程で、動きが少しずつ変わっていったと思います。
膝を滑らすなんて、タイトルにしましたが、実際に動かしていたのは、肋骨だったり、頭だったり、骨盤だったりするわけです。
膝を滑らすということに囚われると、身体の他の部位に意識が向かなくなってしまいます。
何か新しい発見は見つかりましたか?
上半身と下半身を繋げるレッスン
上の2枚の写真は、レッスンと前と後で同じ動きをしたものです。
股関節の可動域が違うだけでなく、レッスン前は頑張っている感じが伝わって来ますが、レッスン後は軽く、楽に動けている様子が見て取れます。
脚を上げ下げする時に、頭を同時に持ち上げるという簡単な動きですが、上半身と下半身が繋がって楽に動くことが出来るようになりますね。
同じ動きでも、身体全体を協力させて使うことが出来れば努力を減らすことが出来て、どこか一部にかかる負担を減らす事が可能です。結果、首、肩、腰などにコリや痛みを発症しづらくなります。
床に足で円を描くレッスン
フェルデンクライスプラクティショナーの湊真里先生、湊美勝先生、阿部昌明先生をお招きして、身体調整体操指導者養成講座の中で行われたATMレッスンです。
先生役は、我々の同期の仲間です。
一般の方も3名参加されましたが、フェルデンクライスのトレーニングコース生とは、動きの質が全然違うものだったそうです。レッスンを受け慣れている人だと、動きのアイディアや身体に対する意識の向け方も、違うのでしょうね。
胸や脇が伸びたり縮んだり動いて、気持ちいいレッスンでした。背中のコリがなくなりました♪