フェルデンクライス ATMレッスン レポート
2018年12月に実施されたATMレッスンをレポートします。
いもむしの動きのレッスン
普段やらない動きをする事で、はじめは戸惑ったり、思うようにうごけなかったりします。
それが中枢神経系に刺激を与え、新しい動きを学習して行きます。
動いているうちにどんどん動きの質が変化して行き、身体にも変化が現れます。
Nさんは、はじめうつ伏せの状態で上手く前進出来ませんでしたが、試行錯誤するうちに前進後退が出来るようになりました。
そして首肩の痛みやコリ、身体の左右差がほぼ解消しました。
腕を伸ばすレッスン
認知症初期の方へのレッスン。
今日は腕を伸ばすレッスン。
横向けで肘を動かしたり、骨盤を動かしたり、様々な動きをバラバラにしながら、最後に統合できるようにまとめていきます。
レッスンが進む事に動きが複雑化していきましたが、複雑化すればする程、気づきが得られ、言葉数も増えてきます。
脳が活性化している様がよく分かります。
これからも少し難しい動きのレッスンを楽しみましょう♪
身体を転がしながら、胸やお腹を拡げるレッスン
60代、30代、小学生という三世代母娘のレッスンでした。
30代の女性がヘルニアで強い坐骨神経痛があるのと、娘さんが空手の動きに難があるようなことを伺っていましたので、その二つのニーズを満たすようなレッスンを心掛けました。
身体を転がしながら、胸やお腹を拡げるレッスンを行いました。
ヘルニアの女性は、少し動けない動きがありましたので、一人だけ少し違う動きをさせたりと、少人数ならではの臨機応変のレッスンです。
60代の女性は、身体の感覚が鋭く、レッスンが進むにつれ、何かしらの気づきを得たようです。
レッスン後は、身体の可動域の変化や歩きやすさ、重心の変化など、様々な新しい感覚を味わったようです。
何か気に入った動きでもやってみて下さいね。
脚を立てる動きと、骨盤を転がす動きのレッスン
脚を立てる動きと、骨盤を転がす動き。
大きかった身体の左右差がほぼなくなり、息苦しかった呼吸が楽になりました。
彼女はまだ2回目ですが、色々な気づきがあり、レッスンを楽しんでくれています。
いもむしの動きのレッスン
ダンスの先生です。
普段からダンスをやっているので、同じ部位の筋疲労や、身体のどこかに痛みががある事が多いです。
フェルデンクライスメソッドをしていくうちに、動けなかった部分が滑らかに動きだし、辛くて向けなかった側に楽に首が回る様になります。
今回の芋虫の動きは大人には難しい動きですが、彼女はどんどん前進後退のスピードが増して、楽に動けるようになりました。さすがダンスの先生です!
呼吸のレッスン
呼吸のレッスン。
楽に呼吸出来る様になるだけでなく、身体の左右差がほぼ無くなり、辛い首肩も楽になりました。
呼吸だけのレッスンなのに、不思議ですね。
呼吸は唯一自分で意識的に自律神経をコントロール出来ます。
呼吸を整えてあげることで、乱れがちな自律神経にもアプローチする事が出来ますね。
彼女はとても効果が高いようですね。