こんにちは。フェルデンクライス・プラクティショナー、メディカルカイロプラクター、古淵かえる整体院のかえる院長です。
当院では、以前、自律神経のバランスを崩した方を対象に、モニター施術のご協力を頂きました。
参加された方、ご協力ありがとうございました。概ね良い結果があったように思います。
どんなことを行ったのかと言いますと、深く呼吸が出来るようになるような骨格矯正や呼吸法の指導、神経の流れを良くする頭蓋仙骨療法などの一般的な施術に加え、鼓膜のテンションを整えることが出来る「自律神経音楽整体」を使い、自律神経の改善を試みました。
自律神経のバランスを崩した方々のほとんどに、聴覚過敏に関する問題が起きています。(光に対する過敏も多いですね)
耳であれば鼓膜の張りを調整する筋肉、目であれば瞳孔を大きく小さくする筋肉、これらが上手く機能していないから、音や光を余計に取り込んでしまっています。
雑踏の中で目の前の人の声が聞き取りづらい。など
何でもかんでも、本来カットするべき音まで拾っているので、神経系は常に緊張状態に置かれています。リラックスできないのです。
であれば、耳の中の小さな筋肉を鍛えて、鼓膜を適切なテンションにしてあげれば、不必要な音を拾わずに済みますね。
それを実現するのが、当院が提供する「自律神経音楽整体」です。
今まではそういった聴覚過敏の問題に対し、手技で改善を試みてきましたが、施術中に外から聞こえる環境音を利用したやり方であるので、効果としては限定的でした。
当院の音楽療法を行うと、初めのうちはふわふわした音の揺らぎに、気持ち悪くなってしまう人も多いのですが、耳の筋肉が強くなってくると、そういった気持ち悪さも減っていき、気づいた時には、不定愁訴を感じる頻度が減っていることに気づくかも知れません。
この音楽療法を最大限に引き出すための特別なプログラムを近日中に始めようと思っています。
内容は・・・
ATMレッスン(自分の身体への気づきを使ったボディワーク)
FIレッスン(不定愁訴の内容によって行うことがあります)
リンパドレナージュ(行うとすれば、背中や頭皮がメインになりそうです)
通常の施術との違いは、受け身ではなく、主体的に自分の身体を感じることに重点が置かれている点です。
自分の身体の動きを感じ、音の揺らぎを感じ・・・自分の感覚神経を養っていくことが、緊張して疲れ果てた神経系を休ませることに繋がります。
新たなプログラム、あと少しお待ちください。
自律神経について、もう少し細かく知りたい方は、下のページをご覧下さい。
読むのに30分は掛かるかも知れませんが、理解しやすいようにやさしい例えを使って説明しています。興味のある方はどうぞ。