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フェルデンクライスATMレッスン レポート 2019年12月

フェルデンクライス ATMレッスン レポート

2019年12月1日~22日までに実施されたATMレッスンをレポートします。

足の裏をめくるレッスンと横向きで身体をねじるレッスン

横浜市都筑区の仲町台駅から徒歩2分にあるバレエスタジオ「斉藤聡美クラシックバレエ亅さんで、フェルデンクライス体験レッスンをしてまいりました。

参加下さったのは、小学生から大人までの9人の生徒さん達です。子どもたちはみんな礼儀正しく可愛いですね。

バレエを踊るには、足元がもっとしなやかに使える方が良いだろうと言うことで、足の裏をめくるレッスンを行いました。

皆さん、フェルデンクライスは初めてだそうで、初めての方にとっては、少し難しくてわかりづらいレッスンだったかも知れませんね。

大人の方は少し力を入れて動かしてしまうようで、最初から脚を吊ったり、動かなくなっている方が居られました。汗

しかし、皆さん普段から身体を使われているから、ボディイメージは出来上がっていますね。
足首の動きもくるぶし付近から動かしてるのか?
つま先から動かしているのか?
足裏の縁から動かしているのか?
そのわずかな意識の違いで、動かし方も感じも違ってくると思います。同じパターンを繰り返していては、新しい自分には出会えません。

小さなことの積み重ねが自分を作っていきます。
自分みたいに40過ぎてくると、同い歳の人でも随分違う人生を歩んでますね。
パチンコばかりやって酒ばっか飲んでる同級生もいれば、会社を経営しているような同級生もいます。

小学生の頃までは同じような感じでも、大人になると大きな差が出てきます。
一日一日の過ごし方の違いが大きな差を生みます。小さなことに気づいて、それを少しずつ改善していく。その積み重ねが大きな差になってきます。

今回のレッスンでお伝えしたかったのは、そういうことで、バレエがもっと美しく見えるようになると言うだけではなく、小さな違いに気づくことが成長に繋がるんだよと言うことです。

少し難しいレッスンでしたので、ぽかーんとした感じではありました。笑
どう感じてくれたかはわかりませんが、動きは変わっていましたね。

2枚目の写真は、質問が出たので、時間延長しての急遽追加プチレッスン。笑

ダイナミックに身体を動かしましたので、こちらの方が皆さんの身体の変化の反応がわかりやすかったです。笑
面白いなと感じて頂けたのでしたら、また受けてみてくださいね。

今回は貴重な場と時間を与えて頂き、ありがとうございました♪

胸と肩周りが柔らかくなるレッスン

胡座をかいて片手に寄りかかり、頭を傾けたり、回したりしてゆきます。この時、もう片方の手は頭の上に乗せたまま動いて行きます。

背骨や肋骨、骨盤や座骨はどんな風に動くでしょう。

座骨の動きを感じたら、頭を留めて、動いてみましょう。どこが柔らかくなったら、もっと楽に動けそうでしょうか。

レッスン後は首肩の凝りが取れて、始めに感じていた左右の違いもほぼ無くなりました。
呼吸も楽になりましたね。

スフィンクスのレッスン

うつ伏せで、肘をついて上体を起こします。
ちょうどスフィンクスの様なポーズで、目線は前の水平線を見るようなイメージで。

ここから背骨を沈めて行きます。この時、目線は下げず、なるべく頭は動かしません。

うつ伏せの状態で頭の上の床に腕を伸ばして、肘だけ持ち上げる、手首だけ持ち上げる、腕全体を持ち上げる、腕を振り上げて床を叩く、等を行います。

この時、背骨や、肋骨、骨盤や脚の骨はどう動いているでしょうか。身体のどこが床を押していますか?

両手をついて上体を持ち上げるて、左右を向いて背骨を沈めると、バリエーションを増やします。

スフィンクスのポーズに戻り、初めの動きをやってみると、その違いが明確になるかもしれません。

寒くなると首肩の凝りが強くなりがちでが、この動きはとても効果が期待出来ますので、活用してみてください。

屈曲と伸展の関係を探るレッスン

仰向けで肘と膝を近づける動きや、単純に頭を持ち上げる動きが、うつ伏せで伸展の動きをした後に、どういった変化が起こるのでしょう?

身体を動かす時に、自分の身体の体重がどこに寄りかかっていくのか、それを特に意識しながらの動きます。

また、今回のレッスンでは、あえて指示は曖昧にしたまま、自分で動きのバリエーションを作って頂きました。

するとどうでしょうか?

頭は軽く持ち上がるようになりましたし、肘と膝も楽に近付けるようになりましたね。

一見デタラメに動いているようでも、自分なりに作り出した動きによって、神経細胞が爆発的に増えます。その増えた神経細胞同士が繋がり、より適切な動きを脳が選んで、勝手に作るようになります。

だから、楽に動けるようになるのですね。

面白いものですね。

振り子のように転がるレッスン

横向きに寝た姿勢から、腕や脚を天井方向に挙げたり、円を描くように回したり、身体をねじったりしてゆきます。

股関節、肩関節周辺が柔らかく動くようになったら、仰向けで両足首を持って、左右に転がり、振り子のように行ったり来たりを繰り返します。

首肩周り、股関節、肩関節が更に自由になり、連動して動けるようになりましたね。

普段の自分の馴染みの動きとは違った動きを繰り返す事はとても新鮮で、私達の神経系に沢山の気付きをもたらします。

こちらの男性は約1年ぶりのATMレッスンです。

市民マラソンランナーなので、後半30キロ以降が楽に走れる様になる事が目標です。
ATMを始めてから、膝が楽に走れるようになったようですね。

目を動かすレッスン

仰向け、横向き、うつ伏せで、目を動かすレッスンですので、ほとんど動きはありません。笑

しかし、目を動かすと首の後ろに僅かながらに緊張を感じたり、頭も僅かに動いたり、舌も一緒に動いているのを感じます。

骨盤や足にも僅かな動きを感じるかも知れません。

全身に伝わる感覚はわかりましたでしょうか?

目を動かしただけですが、顔の筋肉がゆるんだり、左右を振り向く可動域が増えたり、不思議ですね。

今日のレッスンを座ってやったり、電車のつり革に掴まりながらやったり、重力の掛かり方が変わると、感じ方も変わると思います。遊んでみて下さい。

腕を伸ばすレッスン

仰向けや横向けで腕を伸ばすレッスン。
ただ、伸ばすのではなく、自分の体重がどこに移動するのか?

シンプルなレッスンですが、自分の身体の色んな部分に意識を向けていくので、なかなか頭が疲れるかも知れませんね。

真ん中の子は途中からガチ寝。笑

レッスン後に身体の可動域を見てもらいましたが、身体がより大きく捻れるようになりました。

不思議ですねー。

うつ伏せから膝をお腹の下に滑らせるレッスン

頭を転がしたり、骨盤を転がしたり、パーツごとに転がす動きは寝返りにも通じます。

つま先を立てて、膝を浮かせたりする動きは、ずり這いの動きにも通じます。

そして、膝をお腹の下に滑らせる動きは、ハイハイの動きに通じます。

そんな赤ちゃんの頃に必要とする動きのエッセンスが沢山詰まった重要なレッスンです。

元々肩を痛めて居た方にとっては、すこしきつい動きだったかも知れませんね。笑

3人ともが全く違う身体の組織化をしていて、こんな動き方もあるんだと、感心してしまいました。

また、時間がある時にでもご参加下さいね。

肩甲帯を転がしたり、肋骨を転がしたり、骨盤を転がしたり、身体を転がす動きですが、細分化しています。

また、足首の動きと膝の動きの繋がりを見ていきます。足首を曲げる動きが股関節を通り、頭で力が伝わることを感じます。

この身体が転がる動きと足首と膝の動きが最後にブレンドされると何が起こるのでしょう?

交互に転がってみたところ、ワニが歩くような動きになってきましたね。

このレッスンのあと、歩いて貰いましたが、かなり歩きやすくなったのではと思います。身体の軸もしっかり出来てきましたね。

次のレッスンは来年ですね。
今年一年、お疲れ様でした!

腕組みをするレッスン

施術がなかった院長も一緒に参加しました。笑

横たわり、上の腕を立てて、肘を前に後ろにスライドさせたり、上下させたりします。
この時、背骨や肩甲骨はどんな風に動くでしょう。

肘を前にスライドさせた所で留まり、腕や肩、頭部に動きを出してゆきます。
全身の繋がりや、下になった体側面の圧のかかり具合にも意識を向けてみてください。

座って腕を組んでますね。これはどんな風に組みますか?

いつも何気なくやっているやり方以外にどんなやり方があるのでしょう?トライしてみましょう。

自分のやり方以外のバリエーションを学ぶ事で、普段の動きのパターンが増えて行きます。

腕を組む時、いつも何気なくやるやり方の他に、どんなやり方があるのか、考えながら試してもらいます。

レギュラーな側と、イレギュラーな側、上から手を差し込むやり方、下から潜り込むやり方、同時に動くやり方。
単に腕を組む、という動作ですが、実に沢山の方法がある事に気づきますね。

横たわってこの動作をしてみます。肘を立てて前後左右に動きを出してゆきます。
肩甲骨、肋骨、椎骨が滑らかに動き始めますね。

もう一度座って腕組みしてみてください。
新しい動きを獲得したかのような感覚があるかもしれませんね。

今日もレッスンを楽しんで下さり、ありがとうございます。

肩甲骨周りが楽になるレッスン

横たわり、上の脚を下の脚の前に落として下半身がなるべく動かないようにします。

上体を捻った状態で、腕を天井方向に挙げ、肩甲骨に動きを出してゆきます。

動きに制約をかける事で、動きづらくなりますが、そうすると他の部位が動き始めます。

肩甲骨が柔らかく動き始める事で、首肩がとても楽になり、呼吸もしやすくなりましたね。

寒くなると、ますます首肩のコリが辛くなる場合が多いですが、この動きも試して頂きたい動きの1つです。

前屈が楽になるレッスン

初めの2枚の写真はレッスンの前後での可動域の違いです。

このレッスンはストレッチなどをすることなく、仰向けや座位で、おでこと膝を様々なバリエーションで近付けたり離したりしてゆきます。

固くなりがちな胸郭周りが柔らかく解けて、背骨に繋がってゆく感覚が味わえそうですね。

筋トレとは違うので、出来るだけ努力を減らして、心地よく動いて下さいね。

イスのレッスン

椅子に座って前後左右の動きの感じをみます。
立って行うよりも動きが制限されますね。

片腕で頭を包み込んで、心地よく背骨、肋骨を動かしてゆきます。

おしりの片側だけで座って、同様に動かしてゆきましょう。
バランスを上手に取って下さいね。

坐骨をより感じることが出来るようなりますね。

椅子のレッスンは、限られたスペースでも行うことが出来るので、職場でも是非やってみて下さい。

いもむしの動きのレッスン

うつ伏せで、手の甲で床を押しながら肩を持ち上げたり、頭を持ち上げたりします。
仰向けで、肘と膝を近付けたり離したりします。

上半身と下半身の動きが繋がってきたら、うつ伏せでイモムシの様に前進したり、後退したりしてみましょう。

この動きは赤ちゃんのずり這いの動きに繋がります。
誰しも赤ちゃん時代は出来ていた動きのはずですが、大人にはとても難しい動きです。

背骨や骨盤、肋骨や肩甲骨がしなやかに動き出して、日常の動作が楽に、少し優雅に感じるかも知れませんね。