相模原や町田で整体なら古淵かえる整体院

営業時間 10時~20時(土日祝18時まで)定休 月曜・火曜古淵駅徒歩3分 イオン3時間無料駐車場あり アクセスはこちら


当院からのおしらせ

おしらせ 8月14日(水)は18時閉店とさせて頂きます。
おしらせ 9月15日(日)はお休みさせて頂きます。

ブログ 16周年を迎えました
ブログ 難病医学研究財団様から感謝状を頂きました
ブログ 過去のブログはこちらから

フェルデンクライスATMレッスン レポート 2019年5月 その2

フェルデンクライス ATMレッスン レポート

2019年5月に実施されたATMレッスンをレポートします。その2。

歩くレッスン

歩きながら、重心に意識を向けます。
立ち止まって片方の踵からもう片方の踵に重心を行ったり来たり。
呼吸を組み合わせたり、足をクロスさせて、頭を傾けたりして、右側、左側を認識してゆきます。

レッスン始め、体重移動すると浮いていた指先が、レッスン終盤は床に置かれたままになりました。
全身の無駄な緊張が取れて左右差が無くなり、足も軽くなりました。

上半身と下半身を連動させるレッスン

仰向けで両膝をたてて、片脚を上げ下げします。
両手を頭の後ろで組み、腕の力を借りて頭を上げ下げ、脚の動きを組み合わせて行きます。

脚だけ動かした時よりも頭も持ち上げた方が動きやすく、もう一度脚だけあげた時に始めよりも軽く感じますね。

これは、脳が連動した楽な動きを学習したからですね。
身体が軽く、動きやすくなりました。

座った姿勢から脚を持ち上げるレッスン

立てた両膝のトンネルの中を手や腕を通すという、なんとも窮屈な動きをするレッスンでした。

たまにレッスンを脱線しながら、目の動きと身体の動きの関係を見つけたり、何かしら発見が出来たでしょうか?

股関節と足首を柔らかくする椅子のレッスン

椅子に浅く座って、足首を回したり、かかとをついて足先を回します。

両手で膝を抱えて胸に近寄せたり、膝で円を描きます。
円を描く時に、綺麗に描ける場所と、そうでない場所がありますね。
どこが苦手なのかを探してみてください。

膝を抱えて丸くなったり、背中を反らせたり、後ろを振り向いてゆきます。

股関節や足首が柔らかくなり、それに伴って全身のバランスも良くなりました。

背骨の動きを柔らかくするレッスン

仰向けで両足を立てた状態から、片脚を上げ下げします。
頭の後ろで手を組んで頭を持ち上げる動きと組み合わせたり、脚を上げた位置から降ろしたり戻したりしてゆきます

途中指を組み替えますが、習慣的な組み方では無い組み方にすると、途端にぎこちない動きになったり、違和感が強かったりしますね。

これはいつものパターンから抜け出して、新しい動きの提案をされた事で脳がビックリしているのです。

普段と違う動きをする事は、バランスを整える上でとても大切です。

目で身体をツイストするレッスン

横座りの姿勢から、身体をねじるというシンプルな動きに、頭と目の動きだけを逆にしたりなど、ねじる動きにバリエーションを加えていきました。

そういった動きのバリエーションが与える影響などを、見つめていきました。

動きが複雑になるにつれ、動きが止まったりしましたが、それで構いません。
自分で動きをクリエイトすることで、普段使って来なかった身体の部分が目覚めてきます。

レッスン後は、身体もしなやかに使えるようになりました。

彼女はフェルデンクライスは今回が初めて。
元々、身体を動かすのが好きな方なので、興味を持って下さったようです。

横座りから様々な形で身体をねじる動きを行ったり、動きを続けながら、脚を入れ替えたりなど、少しアレンジを加えながらのレッスンを行いましたが、レッスンや身体の変化を楽しんでいただけたようです。

左目を閉じながら動いてみると、可動域が落ちるという発見があったり、何かしら得るものはあったでしょうか?

レッスン後は、首の可動域にも変化が見えますね。
身体が楽に捻れるようになりました。

今度はバレエをやってる娘さんも一緒にどうぞ。
回転が上手くなりますよ♪

頭と脚を持ち上げるレッスン

仰向けで片脚を挙げたり下げたりします。同じ事を頭を持ち上げながら行います。

再び、片脚を上げ下げすると、初めよりも楽に感じるかも知れません。

両脚同時に。頭と組み合わせて。脚をあげた所から降ろしたり上げたりと、少しずつバリエーションを加えて行きます。

上半身と下半身が繋がって、楽に動けるようになりますね。

肩の張りや、身体の硬さが取れて、歩く足取りも軽やかになりました。

片脚を持ち上げたり、両脚を持ち上げたり、頭を持ち上げる動きをプラスしたりと、バリエーションを加えて行きます。

使い過ぎて固まっていた関節や、張りの強かった筋肉が少しづつ緩んで、動きが滑らかになってゆきます。

上半身と下半身が繋がり、楽に動けるようになると、身体の使い方も変化しますね。

寝返りのレッスン

私達が、毎日何気なく何度も行う寝返り。
これを丁寧に、どこから動き始めるのか、観察しながらゆっくり行います。

動く前にまずは想像します。
そして、実際にやってみます。

初めの動き始めを何度も行ったり来たりします。
観察しながらゆっくり丁寧に繰り返す事で、動きが変化してきます。

最後に立ち上がり、後ろを振り向いてみます。

この動きは、寝返りの動きを立って行っているのと同じですね。

どこに重心がかかっているのかを観察します。
シンプルに注意を向けることが、身体に変化をもたらします。

骨盤から頭へ動きを伝えるレッスン

仰向けで膝を立てて床を踏むことで、尾骨が少し上がると同時に、床が背中を押し返します。
強く押せば、強く押し返され、弱く押せば、弱く押し返されます。
これは、物理の反作用ですね。

押し返された部分は、自分の身体が床に預けられた部分です。この預けられた部分が感覚的に安心感や安定感をもたらします。

自分が安定していられるからこそ、新たな可能性を見つけられるようになります。

レッスンでは、座位が足裏を合わせたあぐらの姿勢がメインでしたが、ここから骨盤が動くと頭になにか動きが生まれます。骨盤から背骨を通して、頭に動きが伝わったんですね。

他にも様々なバリエーションを加えながら、レッスンを行いましたが、最後には、力をあまり使わずに、骨盤が転がせるようになりましたね。