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当院からのおしらせ

フェルデンクライスATMレッスン レポート 2020年7月

フェルデンクライスATMレッスンレポート

2020年7月1日~31日までに行われたATMレッスンをご紹介します。

肘と膝で円を描くレッスン

横向きで、肩関節、骨盤に動きを出して行きます。
肩を上下、前後、回したり。
骨盤も同様に。

次に肘を天井に向けながら回転させます。
同様に膝でも行います。

肩や骨盤で行った時とは何が違うでしょうか。

回転させる方向を肘と膝で逆方向にしてみます。
これは難しいですね。
頑張りすぎず、トライしてくれました。

私達は普段、無意識のうちにやり易い動きを選択しています。
敢えてやりにくい動きをする所に意味があります。

今回は右腰に痛みがあっての来院でしたが、身体全体のバランスが整う事で、痛みを作り出しにくい状態になります。
楽しみながら続けて下さいね。

立って体重移動するレッスンと、立ってこぶしを転がすレッスン

2つのレッスンを合体させたと言いますか、最初の10分程度は立位でのボディスキャン的なATM。前後左右に体重移動させながら、頭や尾てい骨などに意識を向けてみたり、脚をクロスさせながらの前後の体重移動など。
前半のボディスキャンだけで、重心が丹田付近に下がり、安定した感じで歩いていました。

後半は立ちながらのこぶしを転がす動きです。

この動きに頭の動きを加えていきますが、自分らしい動きはどんな動きなのでしょう?

頭で考えると難しくなりますので、心地いいんだろうなという感覚を大切に動きましょう。

自分らしくない動きになると、途端にぎこちなくなりますね。混乱して腕の動きや頭の動きが逆になります。このカオスの中から、自分らしい、かつ新鮮な動きを生み出します。

どうやったら楽にできるかな?と楽しみながらやってみましょう。

胸を柔らかくするレッスン

仰向けで両腕を交互に天井に向かって長くします。
この時、腕をそれぞれ内側、外側に捻りながら動かします。

肩関節の構造上、本来ならば内側に捻る方が無理のない動きなのですが、彼女ははじめ、外側に捻るのが楽であると答えました。

仰向け、四つ這い、正座など、様々な姿勢から背骨や肋骨に動きを出して行きます。

脚を左右にスライドさせて、可能ならば身体の下で円を描きますが、彼女の場合半円まででした。

仕事柄、いつも胸や背中がカチカチに固まってしまいがちなので、その辺をポイントに動きを出して行きます。

メソッドか進むと、初めの腕を捻る動きは、内側が楽に感じる様になりました。

写真の1枚目(左上)と最後(右下)は、同じ動きをしていますが、明らかに最後の写真の方が大きく楽に動けていますね。

横向きで身体の下で腕で円を描くレッスン

半袖だとこのレッスンは難しいかなと思っていましたが、不安的中。

腕と床との間で摩擦が起きてしまい、力を抜いてレッスンが出来ませんでした。汗

写真を見ると毛布の上でレッスンしたり、床にじかに寝てレッスンをしたり、腕にタオルを巻いたりと、試行錯誤してます。笑

制約があるから、創意工夫も生まれるとは言いますが、制約があるにも程があります。

とは言え、普段使わない部分を動きまくったからか、レッスン後は身体が大きく変化しました。

これでいいのか?笑

今後、このレッスンは冬限定でやることにします。笑

寝返りの動き&座骨と顎の繋がりのレッスン

仰向けで片手を天井に向けて長くしたり戻したりします。肩が先行してそのまま横向きになります。
この腕は背中側に落とし、上の脚を下の脚の後ろに落とします。背中の肘を倒す事に寄って、仰向けに戻ります。

同様に、脚をもう一方の脚に掛けて、脚の重さを利用して横向きに、肘と肩の傾きを利用して仰向けにを繰り返します。

反動をつけたり、力を入れたりせず、身体の重さを利用します。

もうひとつ、踵と座骨を近づける動きを。
座骨と言われて直ぐにイメージ出来る人は少ないので、骨格模型を見ながらやってみました。

肩、顎、喉も同時に前に出して行き、動きを繋げて行きます。

立った時、座骨がいつもより後ろにある感覚かもしれません。

この動きは座った状態、立った状態でもやりやすいので、日常の中で活用してみてください。

身体が楽に、動きに軽さが出ましたね。

カカトで円を描くレッスン

座った姿勢、うつ伏せの姿勢で、片脚、両足をピッタリくっ付けた状態で、それぞれ円を描いて行きます。

左右差、回転方向、この動きをする時の骨盤、背骨、肋骨、頭の動きはどんな風でしょうか?

なるべく、大きくて綺麗な円を描いてみます。
どこが滑らかで、どこがギクシャクするか?

膝の向き、骨盤の傾きにも意識を向けます。

胸や背中、首の付け根が柔らかく楽になりましたね。

フェルデンクライスは、ストレッチや、単純な反復運動ではなく、脳に働きかけるメソッドです。

動きを楽しみ、身体が楽になる感覚を味わいながら、新しい神経システムを手に入れてくださいね。

頬を触りながら、転がって座るレッスン

後頭部に置いた右手で、左側の頭や顔を探る動きからスタートしますが、肩甲骨や肋骨がいかに柔らかく参加できるかが、ポイント。

この後、右肘は動きのガイド役になるのですが、全身を柔らかく使うことで、仰向けで右肘をスライドさせる動きから、自然と起き上がって座る動きになってしまいます。面白いですね。

身体を丸めたり、反ったり、何気なくやっている動きが、普段何も考えずに行っている動きに深く関わっているのだと、改めて感じました。

フレームの中の頭のレッスン

仰向けで手を組んで頭の上の床にフレームを作ります。
フレームを左右に動かしたり、同時に頭を転がしたり、フレームごと頭を持ち上げたりします。

脚を組んで、傾けたところで留まり同様にフレームごと頭を持ち上げたり下ろしたりします。

捻りを加える事で何が違うのかを感じてみましょう。

頭の周りに腕でフレームを作り、そのフレームごと動かす事で制約を作ります。

制約を掛けると、同じ動きでも、今まで使われなかった部位が動き出します。

新たなバリエーションを学ぶ事でもっと自由になれる感覚を味わってくださいね。

負担の掛かっていた腰も軽くなったかもしれません。

長いこと捕まえていた習慣的な動きを手放す事は簡単ではないかも知れませんが、とても価値のある事だと思います。

寝返りのレッスン

1年振りのATMレッスンでしたが、久しぶりに身体が緩やかに変化してゆく様を感じて頂けたでしょうか。

コロナ渦で運動不足解消のため行ったヨガで、右膝の裏を痛めたそうです。

ゆっくりと寝返りを行う時のバリエーションを増やすレッスンをする事で、恐らくは怪我による右半身の緊張が緩みました。

初めは頭と肩がひと塊で動いていましたが、レッスンが進むうち、肩と頭が時間差で動く様に、分化が起こりました。

時々、立ち止まって自分自身に意識を向けてみて下さいね。
お疲れ様でした。

肩と背中をしなやかにするレッスン

2ヶ月程前から右臀部から脚にかけて痛みと痺れが出る様になりました。

毎年フルマラソンと富士登山を欠かさず長く続けて来られていたのが、今年はコロナで全て出来なくなったそうです。

急激に生活環境が変化した事とストレスから、脊柱管狭窄症のような症状が出たものと思われます。

今回は身体を丸める動きのレッスンで脊柱管を広くする動きを行いました。

日常生活の中でも、自分の骨格のラインを意識し、今、自分が何をしているのかを感じながら動いて見るようアドバイスをしました。

膝立ちで両手のこぶしを転がすレッスン

肩の高さで広げた両腕をねじる動きを、仰向け→あぐら→膝立ちで、ステップを踏みながら、難しい動きへと進んでいきます。

膝立ちで腕を動かすのは、バランスを取る事に気を取られて、なかなか難しいかも知れませんが、よろけそうな時に、敢えて、力を手放してみましょう。

全身を協調させながら、動いているうちに、視線を一箇所にしてバランスを取っていることに気づきました。

様々な姿位で行うことで、普段使ってこなかった筋肉などが目覚め始めます。

レッスン後は背中が柔らかくなったのを感じたことでしょう。

お疲れ様でした。

振り子の様に転がるレッスン

股関節、肩関節の動きを良くして自分の脚を持ったまま、振り子の様に転がる動きです。

左側の下2枚の写真は、レッスンの前と後です。

脚で大きな円を描く動きなのですが、始めはとても苦しく、努力を要しましたが、後半は軽く綺麗な円が描けました。

パソコン仕事が増えたせいで、胸と首肩周りもガチガチでしたが、柔らかくしなやかに動く様になり、呼吸も楽になりました。

足裏でワイパーの動きのレッスン

床に横たわった状態、座った状態、それぞれの姿勢で足の裏をスライドさせて、ワイパーの様に動かして行きます。

この時、腕を脚の外側から回して足の内側を持ちます。とても持ちづらいかも知れませんが、ここにこのレッスンの狙いがあります。

制約を掛けて動くことで、ほかの部位が動き始めます。

足の角度、上体の角度に変化をつけて、バリエーションを加えた行きます。

レッスンが進むうちに柔軟性が出て、ワイパーの可動域も大きくなりましたね。

難しい動きですが、無理のない範囲で心地良くトライして下さい。

レッスン後は脚がとても軽く感じられ、歩きやすくなりましたね。

腕組みで作った四角を動かすレッスン

腕組みにも様々なやり方がありますね。全部で4種類。
普段やりなれた腕組み以外だと、なんとなく違和感が。

今回のレッスンは、腕組みで作った四角の形を崩さずに動かすというなんだか分からないレッスン。

形を崩さないという決まり事を作ると、身体を動かすことに工夫が必要になります。
自分はついつい頭で動きを考えてしまうのですが、自然に湧き上がる動きが、眠っていた動きなのでしょうね。

最後は仰向けで腕組みを上下させながら、床で転がりましたが、彼女は頭を支点にして、楽に転がっていました。
自分はうつ伏せになった時に、頭が上がり、赤ちゃんのような気分になりましたけどね。笑

お疲れ様でした。