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当院からのおしらせ

フェルデンクライスATMレッスン レポート 2019年7月16日~31日

フェルデンクライス ATMレッスン レポート

2019年7月16日~31日までに実施されたATMレッスンをレポートします。

四つ這いから立ち上がるレッスン

四つ這いの姿勢でお尻をカカトに近づけてゆきます。

この時、頭を下げる、頭を上げて前を見たまま、両手両足をピッタリくっつける、片目を閉じるなどのバリエーションを加えてゆきます。

身体のどこが柔らかくなったら動きが楽になるのかをイメージしてみましょう。

立ち上がり、床に立った時、歩いた時の質感がどう変化するのか。

心地よく動きながら、身体が変化し、整って行く様を楽しんで下さいね。

足で床に円を描くレッスン

足で床に円を描くレッスン。

というテーマにしましたが、ほとんどうつ伏せでのレッスンでした。笑

うつ伏せで足をロープで縛ったようにくっつけたまま、左右に両脚を傾けたりして、その動きが骨盤の転がり、脇腹の伸び縮み、背骨のしなり、おなかや胸のどこに寄りかかるのかなど、様々に意識を向けていきます。

いくつかのバリエーションを加えながら、遊んでみましたが、足で円を描く動きが滑らかに楽に動かせるようになりましたね。

上半身と下半身をつなげるレッスン

仰向けで片脚ずつ上げたり下ろしたり、頭を上げる動きと共に脚を上げたり下ろしたり、頭は持ち上げたまま脚だけを上げたり下ろしたりなど、様々なバリエーションを加えて行きます。

シンプルな動きですが、普段自分が選ばない動きを組み合わせた時、新しい感覚を味わえる事でしょう。

はじめ、カクカクしていた股関節が、滑らかに、脚が軽く持ち上がる様になりました。

横向きで、手で頭を抱えて持ち上げたり、脚をあげたりします。
頭だけ上げたり、脚だけ上げたり、同時にあげてみたり。それぞれの動きで、身体のどこが床を押すでしょうか?

仰向けで、頭の後ろで手を組み、頭を上げたり下げたり、両足の裏を合わせて脚を上げたり下げたりします。
このパターンでも、頭だけ上げたり、脚だけ上げたり。片脚だけ上げたり、頭と脚を同時に上げたりと、変化をつけて行きます。

全身が協調して動き始めると、楽にしなやかに動くことが出来るようになって来ます。

楽に起き上がるためのレッスン

仰向けで、手をウエストの下に差し込み、肘を上げ下げします。
写真のように色々な組み合わせで動かしてゆきます。

この時、身体のどこが床を押すのか?
頭は転がっているか?などに意識を向けてゆきます。

最後に、起き上がれそうならば起き上がります。

彼女は腹筋を使わず、楽に起き上がって来ることに成功しました。

肩甲骨、肋骨、背骨が柔らかく協調して、呼吸や歩く動作も楽に滑らかに変化しました。

だるまさんがころんだのレッスン

前回の「だるまさんがころんだ」とは、違う内容で行いました。

両足の裏を合わせてから、手で脚を動かしたり、転がったりと、全身を柔らかく使えるようにします。

彼女はどうも右に転がると起き上がれません。左でやった時と何が違うのでしょう?

出来なくても、何かしら違いを見つけられたら、それで収穫ですね。

今日も身体を動かしましたね。
お疲れ様でした♪

寝返りのレッスン

横向きから、仰向けに寝返りを打つレッスンです。
普段何気なく行なっている寝返りですが、まず始めにどこから動き出すかを予想してから、動き始めの最初の部分だけ繰り返してみます。
予想通りか、予想と違っていたか。

次はあえて別の部分から動き始めます。
何度か行います。そして、今度は目から動き始めます。

床に身体を横たえた時と、仰向けになった時、それぞれの質感を大切にして行きます。

立ち上がって振り向いてみます。これは、重力のかかる方向が変化した、寝返りと同様の動きです。

シンプルなレッスンほど、大きな変化があるかもしれません。楽しんで下さいね。

転がる動きとイメージトレーニング

手で片足を持って上げ下げしたり、顔の前で回したりします。
この動きを床に寝た姿勢で行います。

今度は座って、顔を脚に近づけて膝方向に倒れながら、可能ならば転がって戻ってきます。
反対側でもこれらの動きを行うのですが、はじめは動かないでイメージしてから、その後行います。

すると、イメージせずに行うよりも楽に質の高い動きを行うことが出来ます。

イメージを上手に出来るようになると、それだけで身体にも変化が起こります。
普段の生活にも生かせそうですね。

四つ這いのレッスン

四つ這いになり、お尻を踵に近づけてゆきます。

頭を下げたまま、お尻を踵に近付けたり、頭を上げて前を見たまま近付けたり。両手、両足をぴったり付けて近づけてみたり、つま先を立てて近づけてみたり。

それぞれのバリエーションで、何が違うのか。身体のどこに柔らかさがあれば、もっと楽に動けるのか、それを感じながら動いていきます。

感じながら動いていきますと、背骨、肩甲骨、肋骨、股関節が柔らかく動き始めて、身体が生き生きとしてきましたね。