フェルデンクライスATMレッスンレポート
2020年4月1日~30日までに行われたATMレッスンをご紹介します。
四つ這いから立ち上がるレッスン
四つ這いで、お尻をかかとに近づけたり戻したり、楽に動いて行きます。
下を向いたまま、前を向いたまま、両手、両足をくっつけて、片目を閉じて、様々なバリエーションを試します。
どこが柔らかければもっと動きが楽になるのか?
バランスはどんな感じか?
仰向けで、膝を立てて骨盤を転がしてから、四つ這いの動きをすると、何が違うでしょう。
最後は四つ這いから、お尻をかかとに近づけて、かかとを床に下ろして立ち上がってきます。
右肩の違和感と張りが取れ、全身の余分な筋緊張もなくなりましたね。
酸素が足の爪先まで行き渡る感覚になったそうですね。
四つ這いになってお尻をかかとに近付けたり戻ったりします。
一度、仰向けで膝を立てて股関節に動きを出してから、もう一度四つ這いで同じ動きをしてみると、ラクに出来るようになっているかも知れません。
再び四つ這いで頭を下げたままおしりを踵に近付けたり、頭を上げて前を見たまま近付けてみたり、両手両脚をピッタリくっつけたまま近付けてみたり、片目をつむって近付けてみたり、様々なやりかたで、おしりを踵に近づけてみます。
身体のどこが引っ張られるのか?
どの部位に柔らかさが必要と感じるか?
バランスはどうか?
感じてみて下さい。
最後はつま先を立てて行い、可能なら立ち上がってみます。
重心はどうですか?歩いた感じはどうでしょう?
今回のレッスンでは後ろに歩きやすく感じたようですね。
レッスン前の左右差や、身体の捻れがなくなり、脚も軽くなりましたね。
レッスンの後も変化してゆく身体の感覚を楽しんで下さいね。
膝に脚をかけてツイストするレッスン
下半身から身体をツイストしたり、上半身からツイストしたり。
楽に行うためには、余分な努力を減らしたり、全身が協調して動かなければなりません。
意外と顔に力が入っていると、動きも固くなります。顔まで緩めると、頭の動きが滑らかになって、今までにはないタコのような動きになったりします。笑
たまにこどもが変顔して遊んでますが、すごいリラックス効果ですね。笑
丹田近くから動きが作られていたからか、レッスン後は、重心が下がり、安定感を感じるようになりました。
面白いものですね。
前屈が楽になるレッスン
仰向けや座った姿勢から、おでこと膝を近付けたり離したりします。同側、対角で両方同時に近付けたり離したり。
最後は両脚を持っておしりで歩きます。前に後ろに。
背骨や肋骨はどんな風に動いているか、感じてみましょう。
頭を持ち上げた時、身体のどこが床を押していますか?
レッスンの前に、胸や背中がカチカチでしたが、かなり力みが取れましたね。
息が吸えない!と言っていましたが、楽に呼吸出来るようになりました。
2枚目の写真はレッスン前と後の可動域の変化です。
一目瞭然ですね。
背中で円を描くレッスン
頭と骨盤を宙に浮かせた時に、背中のどこに寄りかかって居るのでしょう?どこが床に押されるのでしょう?
その寄りかかっている所に、時計があるのをイメージして、背中のアーチを保ったまま、背中で時計の文字盤を丁寧に転がりながら、円を描くと骨盤や頭はどんな動きをするのでしょう?
骨盤や丹田を無意識に使ったからか、立ち上がった際の重心が下がって、しっかり地に足がついたように変化しました。
少し短めのレッスンでしたので、その後口を動かすレッスンも行ったのですが、マスクで何をやってるのかわかりませんでした。笑
肘と膝で円を描くレッスン
横向きで楽な姿勢を取ります。
肩を前後左右に動かしたり、回したり。
骨盤を同様に動かしてみます。
肘や膝でも同じようにやってみます。
同時に動かしてみたり、肘と膝を逆方向に回すなど、少しずつバリエーションを加えて行きます。
滑らかに動く場所、ギクシャクする場所はどこでしょう?
例えば肘を回している時、背骨や肋骨はどんな風に動いていますか?
身体の色んな部位に意識を向けてゆきましょう。
レッスンの後、胸や背中が柔らかくなり、頭が楽に持ち上がるようになりましたね。
重かった脚も軽くなったようですね。
初めてのオンラインレッスン
初のzoomオンラインATMレッスン終了しました!
ご参加下さりありがとうございました!
レッスン中に犬は乱入してくるわ、ノートパソコンの電池切れで通信が切れるなどのハプニングはありましたが、なんとか終了。
レッスンそのものよりも、招待メールの送り方に問題がありましたので、何度かやって行くうちに、もっと上手くいくようになるかなと。
サクサク進んでしまい、30分程度で終了。
不思議な感じではありましたが、楽しくレッスンは出来たかな?
オンラインレッスンという新たな可能性が開きましたので、今後は定期的に出来るようにしたいですね。
インスタやFacebookをご覧の方も、当院のホームページから、参加の応募して下さいね。
うつ伏せで脚を倒すレッスン
以前にも似たようなレッスンを行いましたが、若干違うレッスンです。
脚を傾ける動きと胸郭から頭までの動き。大きくわけてこの2つの動きが、どのように関わり合うのでしょう?
なぜ、上半身を動かすことが、下半身の動きを改善するのでしょう?
彼女の場合は、少し胸郭を固めて動いているところがあり、元々の下半身の柔らかさだけで動いてしまいます。
最終的には、うつ伏せからスムーズに座れるようになるのですが、上半身、特に頭を固めてしまい、なかなかうまく座れませんでした。
それでも、レッスン後は身体も呼吸も柔らかくなり、重心も変わってきました。
面白いですね。
2回目のオンラインレッスン
今日も途中音声トラブルによる中断や、まさかの宅配業者乱入で、お騒がせ致しました。笑
生徒さん同士の映像は見えない設定に出来そうなのですが、見えていた方がレッスンっぽくもあり。
も少し勉強します。
全体の身体の動きが見えない部分もありますので、相手の状態を想像しながら、声を掛けていきましたが、なんとか伝わりましたかね?
少しでも健康作りのお役に立てられたのたら嬉しいですね。
オンラインレッスンは今後も続けて行きますので、宜しければご参加下さいね。
仰向けで膝を倒しながら身体をツイストするレッスン
下半身、胴体、頭、そして眼と動きを分化させて行きます。少しお遊びを入れたりして、頭を混乱させてみました。
あえて混沌した状態にすると、その混沌とした様々な動きの中から、脳が勝手に最適な動きを組み合わせながら作り出します。
身体の部位の違いや動きの違い。違いが多く感じれば感じるほど、細かい部品が集まっているわけで、その部品から新しいものを作り出していくのです。
部品の数が少なければ、新たなものは生み出すことは難しいですよね。
沢山の違いは見つかりましたか?
レッスン後は動きも滑らかに変わりましたね。
二等辺三角形を傾けるレッスン
仰向けで両手を天井方向に伸ばして両手の平を合わせて、腕と胸で二等辺三角形を作ります。
この形を壊さない様に傾けてゆきますが、始めはとてもやりづらく感じるかも知れませんね。
脚を組んで同時に傾けたり、腕を開いて肩関節に動きを出したり、脚を組んだまま頭を持ち上げたり、動きに様々なバリエーションを加えてゆきます。
動かしている部位よりも、背骨や肋骨、骨盤など、離れた場所に意識を向けてみましょう。
どんな風に動いているか?
自分は何をしているのか?
始めの動きに戻ってみると、三角形を傾けるのが楽になっているかも知れません。
今日もレッスンを楽しみながら、身体の不調が取れてゆきましたね。
カカトで円を描くレッスン
座った姿勢で床にカカトで円を描きます。
始めは小さくても、綺麗な円を。
次第に大きな円を描きます。
この時、膝はどちらの方向を向いているでしょう。
うつ伏せでもカカトで円を描きます。
膝を曲げた時は足首も曲げておしりにカカトを付けようとしてみます。
骨盤はどんな風に動いているか、脇腹はどんな感じか意識を向けましょう。
片脚のカカトだけで円を描いたり、両脚をピッタリくっつけて円を描くバリエーションもやってみます。
次第に全身を使って円を描き始めるのを感じられましたね。
背中や胸が固くなりがちですが、柔らかくしなやかに、息も楽になりました。